We must be grateful for what we do have.
今持っているものに感謝しよう。
今あるものに感謝する心の習慣
人生、今よりも「もっと」を求める気持ちは大切だ。
今持っているものだけに満足してしまっては、これ以上の成長、進展は望めない。だからどんなときも今よりも「もっと」を求めて、欲しいものを手に入れる。
その姿勢は持ち続けたい。
それと同時に忘れてはいけないのが、「今持っているもの」に感謝する気持ちだ。
当たり前は当たり前ではない。失くしたときに価値に気がつくようでは、人生は後悔だらけになってしまう。
だからこそ、今持っているものの価値に気づき、大切にする。
今持っているものを大切にできれば、「もっと」手に入れようとして、本当に大切なものを見失うこともないだろう。
ストック!英単語
grateful = 感謝する、ありがたいと思う
元ネタ
カズオ・イシグロ『日の残り』の一文から引用。
老いた執事スティーブンスが自らの人生を回想する物語で、そこには自らの仕事の在り方や、心に秘めた思いを通じて、読む者に対して「あなたは自分の人生をどう生きるのか?」という問いを意識させる内容になっています。
「イギリスの伝統」といったテーマがある一方で、個人的にはかなり「人生の生き方を問う物語」という印象を持っています。
ミス・ケントンの「もう時計の針を戻すことはできない」(After all, there’s no turning back the clock now.)という言葉が、それを伝えてくれます。
ついでにこちらの英語もどうぞ
We must be grateful for what we do have.とあわせて覚えておくと英語の表現力が広がるのがこちらです。ストックして、更に英語で言いたいことを言うためのチョイスを増やしましょう。
Are you satisfied now?=満足しました?
You are asking for the impossible.=それはないものねだりですね。
Enough is as good as a feast.=足るを知る者は富む。