I’ve got a crush on you.
ぼくは君に首ったけ!
「好き好き好き!」を英語で言うと
「一目惚れ」という現象は本当に不思議なものだと思う。
ある日、突然出会う。すると、理屈も何もなく、ビビビと心が惹かれてしまい、その人のことが頭から離れなくなる。
目はいつもその人のあとを追い、近付こうとすれば、心臓はドキドキ。汗が出てきて、自分がまるで自分でないような感じがする。
何が何だが分からないが、一つだけ確かに気づくこと。それは、「この人は他の誰とも違う」ということ。そう、文字通り、その人は人生において特別な存在であり、世界のすべてとなる。
一目惚れが頻繁に起こるなら、それほど意味があることではないかもしれないが、心のすべてを奪われてしまうような強烈な一目惚れはめったに起きない。
人生で数回、あるかないか。とても限られている。
だからこそ私たちはその出会いを、運命という言葉で表現したがるのかもしれない。実際強烈な一目惚れとは、運命を信じたくなるくらい、衝撃的な経験である。
この意味で、その想いが実るとか実らないとか、そういうことは長い目で見ればどうでもいい。
ただ、あれほど心が大きく動かされる出会いがあった。人を心から好きになった。それだけでもう、十分すぎるほど意味がある。
だから、その想いが実らなくても、それでいいのだ。恋に落ちただけでもう十分、誰かにクラッシュできる体験ができること自体が、至極の体験なのだから。
元ネタ
フランク・シナトラの曲タイトルより。昔の歌になりますが、
I’m your big and brave and handsome Romeo
などこの曲にはロマン溢れる歌詞が満載です。この曲であわせてロマンティックな英語表現を覚えるのもありです。