I wish I could.
そうしたいんだけど。(でもダメです。)
なぜ「兎角に人の世は住みにくい」のか?
個人的に好きな言葉の一つに、夏目漱石の「智に働けば角が立つ。情に棹せば流される。意地を通せば窮屈だ」という言葉がある。
あれこれハッキリ言ってしまった方がスッキリするけれども、それで人間関係はこじれてしまう。
あいまい態度で振る舞っていると、いろいろ面倒なことに巻き込まれる。自分のこだわりを貫き通そうとすると、それはそれでいろいろ不自由で困ってしまう。
「それなら妥協すればいいんだろう」とも思うけれども、妥協ばかりしていては、そのうち自分の筋も通せなくなってしまう。そしてやがては妥協に次ぐ妥協。最後には自分を見失ってしまう。
こんな感じで、世の中は一筋にはうまくいかない。あちらを立てればこちらが立たず。だからいろいろ、難しいのである。
人間関係であれこれ苦労するのが結局のところ世の中という場所。そしてそれは、人として生まれた宿命なのかもしれない。
ストック!英単語
I wish ~ . = ~であればいいなぁ。(可能性が低い、できないと分かっている)
元ネタ
英語の仮定法の表現から。
基本的にI wishを使うときというのは、「その願望が叶わないことが分かっているとき」です。可能性としてできないだろう、と考えている状況です。
この意味でしたいけどできない。そんな心の悲しみをつぶやくのがI wishという英語。この意味で、使う機会はない方が幸せかも。
ついでにこちらの英語もストック!
I wish I could.とあわせて覚えておくと英語の表現力が広がるのがこちらです。ストックして、更に英語で言いたいことを言うためのチョイスを増やしましょう。
I hope so.=そう願うよ。
I’d love to, but~.=そうしたいんだけど~。
Maybe some other time.=またの機会に。