英会話の習得やTOEICなど、英語学習で欠かせないのが英文法。
しかし、参考書で文法を勉強しようとすると、現在完了や過去完了、分詞など、難しい専門用語のオンパレード。
「文法って役に立つの?めんどくさいしもういいや・・・」
となってしまうのも仕方ないかもしれません。
なぜ英文法が必要なのか?
結論から言うと、英文法は覚えておいて損はありません。
英語には独特のルールがあって、そのルールを理解することで、様々な場面で応用がききます。むしろ、必要なルールを理解していないと、英語を間違って理解してしまうリスクがあります。
言葉は意味を伝えるもの。英文法とは、英語という言葉を理解するために最低限必要な道具です。
では、英文法が退屈でつまらないときにどうするか?オススメするのは次の3つの方法です。
1.「英文法書で」勉強しない。
2.文法知識は問題集で暗記して型を覚える。
3.完璧を目指さず最低限で済ます。
英文法で失敗する原因
英文法を覚えようとして、よくありがちな失敗が、分厚い文法書を丸暗記しようとすること。
私の学生時代の友人に、とても頭のよい男がいました。彼はなんでもすぐに覚えてしまうくらい暗記力がよくて、「ロイヤル英文法」という、有名な分厚い文法書で英語を勉強していました。
私もそれに影響されて、早速ロイヤル英文法を購入。暗記しようとしましたが、1日で挫折・・・。本の字は小さいし、専門用語ばかりで、私の頭で理解するのは不可能でした。
その代わりにどうしたか?「問題集で文法を覚えた」のです。
この方法は、「受験は要領」というノウハウ本に載っていた英語習得法で、ともかく重要なものだけ暗記していくという効率主義の方法でした。
私にはこの方法があっていて、同じ問題集を2冊購入。1冊に答えを書き込みもう1冊で暗記チェックしていきました。この方法はかなりよかったです。
「英文法がつまらない、難しい」という方は、英文法問題集で暗記→説明書という流れで取り組むのがオススメです。英語の文法書を読んでいく退屈な方法より、効率的で面白く取り組めます。
英文法を覚えるなら完璧を目指さなくていい
最後に英文法を習得する上で大切なのが、完璧を目指さないということです。
英語の文法を、ノンネイティブである私達日本人学習者が完全に理解しようとすると、とてつもない労力と時間がかかります。
それに、あまりの難しさにイヤになって挫折してしまうリスクも高まります。
英文法は、会話やリーディングで使える、重要なものだけで十分です(重要英文法は問題集で暗記します)。それだけ頑張れば、あとは英会話や英文読解など実践訓練に進み、文法を活用していきます。
最後に
英文法を完璧に理解する。それができれば素晴らしいですが、本当に時間がかかります。それより、必要なところをおさえ、投資する労力の的を絞るのがおすすめです。
「英文法がつまらない。勉強してもよくわからない。どうすればいい?」
とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。