日本人同士で英語を練習するときの工夫&注意点の実践編です。
「英語を話せるようになりたい!」
そういうときに必要なのが英語を話す練習。
英語を話す練習をするなら、ネイティブの先生でじっくり練習するのが一番かもしれませんが、日本人同士でもできることはあります。
このページでは、日本人同士二人で英会話をするにはどうすればいいか、具体的な方法と手順をご紹介しています。
「二人で英会話の練習をするにはどうすればいい?」
というとき、参考にしてみて下さい。
ステップ1:かんたんな質問から始める
Hello, how are you today?のような定番の挨拶から、How was your weekend?と相手の近況を聞くような質問をします。
質問を受けた側は、
・何をしたか
・それをしてどう感じたか
最低限、この2点を出来る限り、詳しく話すようにします。
そして、質問に答えたら、次は答える側交代。How about you?と質問して、話す側が交代します。
ステップ2:最近の出来事やニュースなど、身近なトピックについて話し合う
かんたんな質問で英語を話す練習をしたら、次は、最近気になったこと、身近な話題、ニュースなどのトピックで会話をします。
ここでのポイントは、What do you think?(=あなたはどう思う?)
「最近こんなことがあったけど、あなたはどう思う?」
ということを意識して、英語を話す練習します。
ネイティブとの英会話では自分の意見を聞かれることが多いので、それに対してI think ~と自分の意見を言うことが大切になってきます。
大学の英語クラスや英会話スクールで日本人に英語を教えているとあるイギリス人のネイティブスピーカーは、
「日本人は質問してもなかなか答えようとしないが、その姿勢はよくない。それはlazyだ。その姿勢では英語は話せるようにならない」
と言っていました。
意見を言わないのがlazyかどうかは別として、「自分はこう思う」ということを、英語を伝えることは、ネイティブと会話をする上でとても大切なことだと思います。
なので、英会話の練習をする場合、普段から「私はこのことについてはこう思う」と自分の意見を英語で言う練習をしておくことがとても大切だと思います。
上手くいかないときはここを工夫する
ただ、やってみると分かりますが、「私はこう思う」を英語で伝えることは、最初は結構難しいと思います。
そのため、二人で英会話を練習する場合、即興的にトピックを決めるのではなく、
「今週はこの話題で」
「来週はあのテーマで」
という感じ、事前にトピックを決めておくのも一つです。
トピックを決めたら、そのテーマの英単語を事前に覚えておきます。そして、そのテーマの周辺情報を本やネット等で集めておきます(スキーマ)。
そうすることで、二人で練習する場合、語彙力の不足や周辺知識不足から来る沈黙は避けることができるでしょう。
最後はかんたんな質問で終了
トピックを決めて意見を言う練習をしたら、最後はクールダウン。
また「Do you have any weekend plans?」など今後の予定を聞くような質問をし合って終了します。
このときも、
・何をするか
・一人でするか誰とするか
・なぜそれをするか
など、説明できることは英語で全て説明します。
かんたん→難しい→かんたんという感じで練習することで、程よい英会話の練習ができます。
このページのまとめ
以上が日本人同士で英会話を練習する具体的な方法&手順です。
英会話はネイティブとマンツーマンで練習するのが一番効果的かもしれませんが、ある程度の英語力がある場合、日本人同士でも良い練習ができます。
多少やり方を工夫する必要がありますが、慣れてくれば、日本人同士で英語を練習しても、上手くいくことが実感できます。
日本人同士のペアで英語を練習したい方は、日本人同士で英語を練習するときの工夫&注意点とあわせて、ぜひ参考にしてみてください。