英語の勉強を始める社会人の方が増えています。
それと同時に、
「英会話を始めたいけど、実を言うと英語が苦手で・・・」
「英語は完全初心者。何をどう始めていけばいいのか分からない・・・・」
と悩む方が増えています。
そこでこの記事では、
「仕事をしている社会人。今後仕事のことを考えて今から英語を始めたい」
「英語、学生時代は苦手だったんです。初心者なのでどこから勉強すればいいか分かりません」
という方が、無理なく継続して英語を話せるようになるために知っておきたいことをご紹介しています。英語を話せるようになりたい社会人の方はぜひ参考にしてみてください。
仕事を抱える社会人が英語をモノにするために大切なこと
英語を話せるようになりたい社会人の方にとって、まず最も大切なことがあります。それは、「何のために英語を勉強するのか?」という動機です。
仕事をしながら英語を学ぶ。これはつまり、あなたが仕事が終わったプライベートの時間を英語に投資することを意味しています。
社会人の時間はとても貴重です。学生の頃とは違い、1日のうち何時間も英語を勉強する時間を確保するのは難しいのが現実ではないでしょうか。
実際のところ、仕事をしながら英語を勉強する時間を確保することは、それなりの意識が必要です。
英語の勉強を始めても日々の忙しさに影響されて、ついついサボってしまったり、思うように英語を勉強していくことが難しくなってしまうことはしばしば。そしてやがて勉強それ自体をやめてしまう。こうした挫折を経験する社会人の方も少なくはありません。
だからこそ重要なのは動機なのです。なぜあなたが英語を話せるようになりたいのか?お金や時間を英語に投資しようと思っているのか?その動機を十分すぎるほど明確にしておくことは、失敗を避ける上でとても大切なことです。
ポイント
社会人にとってお金、そして時間はとても貴重。なぜ英語の勉強を始めるのか。お金や時間を投資するのか。その理由を確認しておく。
社会人になって真剣に英会話を始めた30代女性の話
例えばこのような人がいます。
大学卒業後に就職したものの、会社をやめて地域おこし協力隊に参加。そこで派遣された地域は海外からの観光客が増加中。普段の仕事で英語を話せることの大切さを実感し、英語の勉強をスタートしました。
その動機は「英語をもっと自然に話せるようになって、海外から日本に来た観光客の人を喜ばせたい!」という気持ちだったそうです。正直なところ、彼女は英語が得意ではありませんでした。
しかし、実際の仕事で英語を使うことの大切さを実感。それがやる気に火をつけたのです。今では英語を話すことの楽しさを実感。地域おこし協力隊の任期が終わったあとは、英語を使った仕事に携わりたいと考え勉強を再スタートしたそうです。
このように動機がブレていなければ、どんなに忙してくても、英語の勉強を続けていくことができます。そして勉強を続けることによって、やがて上達を実感できるようになります。
だからこそ、まずあなたが何のために「英語を勉強しよう!」と思ったのか?あなたが英語を始めるにあたっては、その動機を再度、確認することを強くおすすめしたいと思います。
社会人の英語初心者が途中で挫折しないために大切なこと
社会人だけど英語を始めたい。英会話を身につけて、英語でペラペラ自然に会話ができるようになりたい。そこで悩むのが、具体的に何をどうすればいいのか、ということ。
英語を習得するための方法としては2つあります。1つは独学。もう1つは誰かに教えてもらうこと。そして理想的な方法が独学+誰かにサポートしてもらうことです。
社会人の英会話初心者の方が英語を始める上で注意しておきたいのは、
1.何よりまず無理をしないこと!
→社会人は忙しいので無理は禁物
2.「自分は成長している」という実感を感じられること
→結果が出ないとやる気がでない
この2つが特に大切です。この意味で、英語が苦手な社会人の方にとって完全独学はハードルが高いかもしれません。
というのは、独学で英語を学ぶ場合、「どの教材で」「どの程度理解できるまで」取り組むか?いつどのように英語の勉強時間を確保すれば無理がないか?様々なことを考えて、独学に取り組む必要があるからです。
一方、自分自身で英語を学ぶと同時に、英語コーチングに代表されるように英語学習をサポートするプロの手助けを借りることで、
「今何を勉強すればいいか?」
「今のライフスタイルにおいてどのような方法で英語に取り組めば効率的に上達できるか?」
といったコーチングを受けることができます。それだけでなく、あなたが英語を勉強しその結果を誰かにフィードバックしてもらうことができます。それによって、あなた自身の上達が実感できさらに勉強のヤル気が出るという好循環に突入します。
そこで得た情報を生かし、更に英語学習を前向きに取り組むことができます。それはまさにPDCAのサイクル(plan-do-check-act cycle)です。PDCAは英語の勉強でも同じように必要なのです。
最初のステップは英語力の診断
英語が苦手な社会人の方にまずおすすめしたいのは、今現在、あなたの英語力のフェーズはどこなのか?「現在地を確認する」ことです。
シンプルな話ですが、目的地へ向かう前にはまず、自分の現在地を知る必要があります。自分自身の英語力を知り、そこからどこへ向かうかを確認することが大切です。
英語力の確認ができる情報はこちらでご紹介していますが、もしあなたが本気かつ正確に英語力の診断を行いたい場合、英語パーソナルジム(後述)のSTRAILの無料体験をおすすめします。英語力の分析及びアップの方法を理論的・科学的な視点で行ってくれるからです。
ここで得た情報は、あなたが今後英語を効率的に取り組む上で、重要な情報となるでしょう。
関連記事:「STRAIL」のコーチングで短期間で英語力を変える理由
独学用の英会話教材を見つけ中学英語を学び直す
英語学習に取り組む上で必要なのが英会話教材を始めとする勉強道具です。
定番なのは初心者向けの優しい英会話教材を始めとする、英会話を身につけるものを目的とした教材です。あなたが英語を話せるようになることを第一に考えているなら、英会話を習得できる初心者向けの教材を用意し、それを、毎日の通勤時間等で使います。
初心者の方が使いやすく挫折しない教材を使って、何度もCD(スマホへデータを移します)&テキストをマスターしていけば、日常で使う基礎英会話を覚えることができます。
それと、もう1つ頑張りたいのが中学英語の復習です。英会話の基礎とはシンプルにいって、中学英語です。中学校で習った英単語。文法。これらが理解できれば、仕事で最低限必要な英語は大丈夫です。
なので、初心者向け英会話教材で英語を聞くことと話すことを練習し、それに加え、英語のルールとなる文法を復習する。ここまでが独学で頑張りたい部分です。
ポイント
「初心者向け」の分かりやすい英会話教材を購入し、それをきちんとやりきる。ここで余裕がある方は、中学英文法を簡単なものでいいので、しっかり復習しておく。
英会話スクールには通った方がいい?
独学で英語を勉強し最低限の基礎を身につける。その上で大切なのが、あなたが覚えた英語を実際に使ってみる、という練習です。
基本的に独学は、あなたが朝や夜の電車のなかで英語を勉強すればいいのですが、実際に話す練習をしなければ、「英語を話せるようになる」というステージへ到達するのは難しいかもしれません。
なので、もし事情が許すようであれば、週一程度英会話教室やオンラインレッスンに参加して「英語を話す環境」を作ることは、将来への投資という意味でとても大切なことです。
英語が苦手な社会人の方の場合、英会話スクールの方が初心者向けのコースが充実しているので参加がしやすいですが、オンライン英会話でも日本人講師が受け持つレッスンであるならば問題はありません。
関連記事:【未経験者・初心者向け】オンライン英会話おすすめランキング
初心者の方にあえてグループレッスンがおすすめな理由
英語の本質はコミュニケーション。英会話教室のグループレッスンといった英語を通じて様々な人々と接する機会を作ることは英語を学ぶ上で良い経験になります。
そこには、「あなたと同じように英語が話せるようになりたい!」という人たちが参加しています。性別や年齢、職業は様々ですが、ここでいろいろ出会いがあり、人生が豊かになるきっかけとなることが少なくありません。
もちろん、英語を話す、という意味ではグループレッスンは効率的ではありません。しかしそれ以上に、英語を通じて人と出会えたり、情報交換できたり、人間関係が広がったり、いろいろなメリットがあります。
この意味で、英語を学ぶときは効率を重視するのではなく、コミュニケーション重視で取り組むのも、一つの道です。
社会人の英会話初心者の方で、英語をきっかけに世界を広げていきたい方は、マンツーマンではなく、「あえて」グループレッスンを選ぶというチョイスがあります。
関連記事:英会話スクールのグループレッスンのメリット・デメリット
短期間で英語力を伸ばしたい方へ
もしあなたが
「自分は飽きっぽいし、何年も英語の勉強を頑張りたくない」
「受験時代のように自分を刺激して成長したい!」
という場合、英語パーソナルジムという選択があります。
これはいわば英語版のコーチングサービスで、2ヶ月~3ヶ月などの短期間で目標の英語力を入手するための個別指導(パーソナルトレーニング)が売りになっています。
実際のところ、「3ヶ月でTOEICスコアが200点アップした!」などその効果が評判となり、今すぐ英語力をなんとしても高めたい「本気度の高い方」の支持を集めています。
デメリットとしては高額の受講料がかかります。その点、本気で英語に自己投資したい人、もしくは短期間で英語力を伸ばさなければいけない方以外には向いていません。
反面、あなたが「短期間」で英語力をアップさせなければいけない差し迫った理由がある場合はぴったりのサービスです。
「3ヶ月以内に日常英会話+基本的なビジネス英語を話せるようになりたい!」
「2ヶ月後にTOEIC目標スコア100点アップ!」
など、具体的な目標をお持ちの方にとって、お金を投資する価値が高い実践的なサービスとなっています。
もし私が「あなたは3ヶ月以内にTOEICを◯◯◯点取得しなければ仕事をクビになります」という状況に陥ったら、英語パーソナルトレーニングにお金を投資します。
ただし、あなたが今すぐ英語力を劇的にアップさせたい差し迫った事情がなければ、無理なくコツコツ続けていく、というチョイスもあります。人それぞれ事情が違いますので、あなたのニーズを大切にしましょう。
関連記事:TOEIC200点アップは当たり前?英語パーソナルジムに注目する5つの理由
英語を学ぶ本当のメリット!
英語は言葉。つまり、コミュニケーションの道具です。英語を覚えるということの本質とは、新しいコミュニケーションの道具を手に入れる、ということです。
だから英語を学ぶ、新しい出会いを広げる。それによってあなたの人生、チャンスを広げていく。ここに英語を学ぶ素晴らしさがあります。
社会人の方の場合、まず仕事が第一で、何らかの必要性があって、英語を始める方がほとんどだと思います。しかし英語を学ぶことはただ、実利的なメリットがあるだけでなくて、文字通り、あなたの世界を広げてくれるきっかけになります。
先にご紹介した方もまさにそうでした。英語を頑張って覚える。それによって新しい出会いが広がる。そして、人生のチャンスが広がっていく。そんな可能性があることをあなたの頭の片隅にでも入れてもらえれば、とてもうれしく思います。
まとめ
以上、社会人の英会話初心者の方が着実に英語に取り組んでいくコツをご紹介しました。
手順をまとめると、次のようになります。
1.なぜ英語を始めるのか、理由を再確認する。
2.英語力の診断を英語パーソナルジムで受け、自分自身の「現在地」を確認する
3.初心者用の英会話教材を準備し、それを通勤時間など、毎日できるときに英語に取り組む。
4.同時に英会話教室やオンライン英会話などで英語を話せる場所に参加して、独学で覚えたことをアウトプットする。ここで英語を通じていろんな人と出会える可能性も。
5.短期勝負で英語力を伸ばしたい場合は英語パーソナルジムに通い、コーチのサポートを受け2ヶ月~3ヶ月間英語を学ぶ。
独学するときの注意点や具体的な勉強法については、当サイトで詳しくご紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
最後に
仕事のために英会話を身につける。それは「必要性」があっての行動なのかもしれません。ただ一つここで強くあなたにお伝えしたいのは、あなたが身につける英語のスキルはあなたの可能性を広げるツールである、ということです。
社会人として働くかたわら、英語を勉強して自分の世界、可能性を広げていく。その努力はこれからの時代で決して無駄にはならない、未来への投資です。
「英語が苦手。でも頑張って身につけたい!」という社会人の方の参考になれば幸いです。
英語力を最短最速で伸ばす!注目お英語パーソナルジムランキング