初心者が英語を効果的に習得するために大切なこと。それは「どのような方法で取り組めば効果的に英語を習得できるのか?」という知識です。
近年、第二言語習得(SLA)という外国語習得の理論の研究が進み、効率的に英語を身につける方法が明らかになりつつあります。
その具体的な実践は、第二言語習得理論をもとにした英語パーソナルトレーニングで体験することができます。
とはいえ、英語パーソナルトレーニングを受けなくても、最低限の理論を意識しておけば、独学でも効果的に英語に取り組むことができます。参考になれば幸いです。
はじめに
第二言語習得理論において重要なのがインプット。
かみくだいてポイントを分かりやすく説明すると、「英単語や文法など「英語の知識」をインプットしアウトプットすることで英語が使えるようになる」というのがその考え方です。
そこで、英語を学ぶ上でいかに効果的なインプットができるかどうかが、上達効率のカギになってきます。
では具体的に何がどのように重要なのか?分かりやすくご紹介します。
リスニングとリーディングは同時に伸ばせる?
英語を勉強する上で重要となるインプットがリスニングとリーディングです。
リスニングは英語の音声を「聞いて」処理して内容を理解すること。一方で、リーディングは英語の文字を「見て」処理して内容を理解すること。
目と耳の違いはありますが、脳の中で英語を処理するそのプロセスは同じです。つまり、リスニング力とリーディング力には大きな関連性があります。
リスニングは音によるインプット。リーディングは目によるインプット。脳内では同じ処理が行われています。
ただ、日本人の場合、英語の独特の音声変化のルールを理解していないことで、よりリスニングが苦手になる傾向があります。
音声変化を勉強することで、英語が聞き取れない悩みを、より効果的に解決できる可能性があります。
アウトプットもつながっている!
カンがいい方ならここで「ピン!」と来たかもしれませんが、インプットと同じく、アウトプットも関連性があります。そう、スピーキングとライティングです。
英語の単文しか書けない人は、複雑な文の英語を話すことはできません。逆に、複雑な英語の文をスラスラ書ける人が、片言の単文英語しか話せないことはありません。
なぜなら、脳での英語の処理プロセスが同じだからです。話すことも書くことも、脳の処理プロセスは同じ。だから上達には相関性があるのです。
関連記事:英語を書くことは話すこと。知っておきたいライティングの意外な効能
ポイントはこちら
英語を勉強していく上で、インプットとアウトプット。リスニングとリーディング。そしてスピーキングとライティング。
それぞれセットで考えていくことが、効率的に英語力を伸ばしていく上での、重要なポイントになります。
普段の勉強のなかで、インプットをするときはただ英語をリスニングするだけでなくリーディングをすること。聞くことや読むことをバランス良く取り入れていくことによって、相乗効果が期待できます。
アウトプットも同じ。英語を話す機会を増やすだけでなく、英語の文章を意識することによって、相乗効果が期待できます。初心者の方でも、効率的に結果を出すことができます。
理論を結果に変えていく
以上、インプットとアウトプット。日本人が英語を効果的に習得するための理論的な話を分かりやすくご紹介しました。
これらの話は、私自身が英語のパーソナルトレーニングを受け、そこでトレーナーの先生に教えてもらったことをもとに、まとめています。
理論というのはすなわち、「こうすればこうなる」という結果論です。
ある人には効果があったけど、ある人には効果がなかった。それではただの経験則。そうではなく、学問的に研究を重ね、その結果どうなったのか。
事実の積み重ねがまさに、SLAの理論です。
最後に
このページでご紹介しているリスニングとリーディング。インプットの関連性と、スピーキングとライティング。アウトプットの関連性。
特に大切なことだと実感しているので、この記事で紹介させていただきましたが、ではどうすれば効率的に英語を習得することができるのか?
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