「釣りはとっとけ」
90年代の大ヒット映画『ホーム・アローン』(原題:Home Alone)より。
家族に忘れられて一人家に残されてしまったケビンが、おじさんからダメだと言われていた大人向けハードコアなドラマを視聴しているシーン。
少し長いですが、面白い会話なのでほぼそのまま引用します。
Johnny:Who is it?
誰だ?
Snakes:It’s me, Snakes. I got the stuff.
スネイクだ。ブツを持ってきた。
Johnny:Leave it on the doorstep and get the hell out of here.
そこに置いてさっさとうせろ。
Snakes:All right, Johnny, but what about my money?
分かったよ、でも金は?
Johnny:What money?
何の金だ?
2人は取引のお金でもめています。ケビンはそれを、前のめりになって観ています。
Snakes:A.C. said you had some dough for me.
エイシーの話だとお前がおれに払うそうだが。
Johnny:Is that a fact? How much do I owe you?
なるほど。いくらかね。
Snakes:A.C. said ten percent.
エイシーの話では10%。
ここでジョニーはスネイクに向け銃を構えます。
Johnny:Too bad A.C. ain’t in charge no more. I’ll tell you what I’m gonna give you.
エイシーなんかねえよ。いいか、よく聞け。
Johnny:I’m gonna give you to the count of ten … to get your ugly, yellow no good keister off my property before I pump your guts full of lead.
今から10数えるから、その汚ねえケツをさっさと外に持っていきな。俺が鉛玉をてめえにぶち込む前にな。
Snakes:All right, I’m sorry. I’m going.
分かったよジョニー。悪かった、消えるよ。
Johnny:One, two … ten!Keep the change.
1、2・・・10! 釣りはとっとけ。
※一部台詞をカットしています。
このフレーズに注目!
Keep the change.
釣りはとっとけ。
タクシーに乗ったときとかに使えると便利な英語。
外国ではチップの習慣があるので、レストランやタクシーに乗った時、切りのいいお金をチップとして渡すといいです。
そして、最後にはきちんとこのフレーズで決めておきましょう。
このページの英語表現
I’ll tell you what. = こうしよう。
ugly = 醜い
映画『ホームアローン』について
1990年代に輝く、永遠のファミリーコメディがこちら。
大家族のマカリスター一家。クリスマスにフランスに行くことになるのですが、小さな少年ケビンは出発の前日家族と大喧嘩。「家族なんて消えてしまえ!」と神様に祈り、一人で屋根裏の部屋で寝ることになります。
そして出発の朝。寝坊して大慌てのマカリスター一家は大慌て。ケビンを家に忘れたまま、フランスへ出発。
残されたケビンは「神様が願いを叶えてくれた!」と大喜び。一人の暮らしを満喫しますが、そこにケビンの家を狙う悪い大人が登場。
ケビンと悪い大人2人組。果たしてケビンは、無事に生き残ることができのか?腹がよじれる最高のコメディが楽しめる映画です。