「考えていたんだけど」
ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス主演映画『マルコヴィッチの穴』 (Being John Malkovich)から。
主人公のグレッグは売れない人形使い。街中で人形劇のパフォーマンスをしていて観客に打ちのめされてしまう始末。家に引きこもり何もしないグレッグに対し妻のロッテは「就職して」と話を切り出します。
Lotte:What are you gonna do today, honey ?
今日の予定は?
Lotte:I’ve been thinking … maybe you’d feel better if you got, you know, a job or something.
考えてたんだけど、そろそろ就職を考えて。
このフレーズに注目!
I’ve been thinking.
ずっと考えてたんだけど。
ずっといろいろ考えたんだけどそれを話したい。そんなときに使いたいフレーズがこれ。大切なことを伝えるとき、もしくは意を決して何かを話したいとき、この英語でそれを伝えましょう。
このページの英語表現
gonna = going to
映画『マルコヴィッチの穴』について
「有名人の脳みそのなかに入ることができる」という異色かつ斬新な映画。
売れない人形師のグレッグが就職先のビルで、謎の穴を発見。そこに入っていくと、なんとグレッグは有名俳優のジョン・マルコヴィッチの中にいる自分に気づきます。
その期間はわずか15分ですが、グレッグをこれを商売に利用しようと思い付き、悪い恋人のマキシンとビジネスを始めます。
自分に振り向いて欲しいマキシンの気を引くためにグレッグはマルコヴィッチの意識を乗っ取り、マキシンと結婚。しかし最後は・・・。
まさに作り手の独創的な才能が爆発している作品で、良くも悪くも、ここまで個性的な映画はそうそう観ることができません。
妻のロッテ役がキャメロン・ディアス(ぱっと見は分からない!)だったり、出演している俳優も、「え、この人がこの役をしてるの?」という驚き多数。
DVDのジャケットからして不思議さ満々ですが、個人的にはトップクラス。何度も何度も、観てしまう映画です。