「ぜひとも」
アメリカの名作ヒューマン映画『アメリカン・ビューティー』から。
不動産業を営むキャロリンは、仕事がうまくいかず商売あがったり。事態を打開しようと、業界の懇親会へ参加。
そこで彼女は、業界トップの実績を出している「不動産王」のバディに近づきます。
キャロリンはなぜバディが素晴らしい成功をおさめているのか。その秘訣を聞き出そうとするシーンより引用。
Carolyn:You know, I’d love to sit down with you and just pick your brain…
あなたのそばに座って、あなたの脳みそをみてみたいわ。
Buddy:I’d love to.
喜んで。
Carolyn:Really?
本当に?
Buddy:Absolutely. Call my secretary.
もちろんさ。僕の秘書に電話して。
Carolyn:I’ll do that. Thank you.
そうするわ。ありがとう。
このフレーズに注目!
I’d love to.
喜んで。(ぜひとも。)
誘われた時、「喜んで~したい」というニュアンスの英語です。
映画ではビジネス成功の秘密を知りたいキャロリンが、「不動産王」のバディにその成功ノウハウを知りたいと接触。
バディはキョロリンに男らしくI’d love to.とOKを出しています。
このようなイメージで、提案に対して「大丈夫ですよ」と肯定的に「Yes」と答えたいときにおすすめです。
このページの英語表現
secretary = 秘書
I’ll do that. = そうします。
映画『アメリカン・ビューティー』について
1999年、観る人に衝撃を与えたのが映画『アメリカン・ビューティー』。
主人公のレスター・バーナムは妻のキャロリンと一人娘を持つ中年男。中年の危機真っ只中で、妻には言いなりになり、思春期真っ只中の娘とは関係がうまくいかず。
人生に何の希望を持てず、ただ流されるがまま、無感覚に生きています。
そんなあるとき、レスターは娘のチアリーディングを見に行くことになり、そこで娘の親友であるアンジェラ・ヘイズに恋に落ちます。
そこからのレスターは今までとは別人に。自分の人生を取り戻そうとしますが・・・。
下手をすると映画を観る前、そして後。人生観が大きく変わってしまう映画です。閲覧は要注意で。