英会話 1日1フレーズ【No.34】では、「助かったよ!」と言われたときの返しとして使える表現、”You owe me one.” をご紹介します。
持ちつ持たれつはこの世界を生き抜く秘訣。誰かを助けて感謝されたら、このフレーズで「借りを作ったよ」と軽く伝えましょう。
「貸しにしとくぞ」と伝える
Taroが何かをしています。そこに友人のOreが現れました。
Taro: Hey, can you help me?
なぁ、助けてくれないか?
Ore: What’s wrong?
どうしたんだ?
Taro: I’m doing my homework now.
今、宿題やってるんだ。
Ore: And?
で?
Taro: I can’t solve this question. Please help me.
この問題が解けなくてさ。頼む、助けてくれよ。
Ore: You have to do it yourself.
自分でやらなきゃダメだよ。
Taro: Please!
お願い!
Ore: Fine. This is it. It’s a piece of cake.
わかったよ。はい、こうだ。簡単だろ?
Taro: Thanks!
ありがとう!
Ore: You owe me one, Taro.
タロー、これで借りにしとくぞ。
英単語メモ
help=助ける
homework=宿題
piece of cake=簡単なこと
このフレーズに注目!
You owe me one.
貸しができたね。
直訳すると「あなたは私に1つ借りができた」という意味です。友だちに何かしてあげたときや親切にしたときに使う英語表現です。
人の世は持ちつ持たれつ。忘恩の輩にならないよう、適切な一言をいつでもどこでも言えるようにしておきたいものです。
発音記号
/juː oʊ mi wʌn/(ユー オウ ミー ワン)
ついでに覚えたい関連フレーズ3選
“You owe me one.”と一緒に覚えておくと英語力の幅が広がるおすすめフレーズです。誰かに貸しを作ったとき、これらの英語で「借りを返すよ」と伝えることができます。
I owe you one.
あなたのおかげで助かった。
シンプルに、相手に借りができたと感謝を伝えるフレーズです。
I’ll return the favor.
恩返しするよ。
恩があることを伝えつつ、今度は自分が相手に助けることを伝えるフレーズです。
How can I repay you?
どうやってお返しすればいい?
相手に具体的な返礼方法を尋ねる丁寧なフレーズです。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.34】では、「助かったよ!」と言われたときの返しとして使える表現、”You owe me one.”を学びました。
人を助ければ自分も助けられる。これは人生の真理です。恩着せがましくなるのは避けたいですが、借りは借り。誰かを助けたときは、軽く一言「今度は君が助けてくれよ」と、このフレーズで伝えてみましょう。
英語を自信を持って話せるようになりたい方へ
今回のフレーズはいかがでしたか?
コツコツフレーズを覚えることは、英語を話せるようになるためのシンプルな第一歩です。とはいえ、目指すべきは自分の頭で英語を組み立て、場面に応じて適切な英語を返せるようになることではないでしょうか?
そこで大切なのが、フレーズを覚え続けるだけでなく、英語力そのものを高めることです。
英語力を伸ばすには、語彙力や文法、構文などの基礎をしっかり身につけることが欠かせません。特に初心者の方ほど、基礎固めが英語力の伸びに大きく影響します。
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