「なんでそう思うの?」
トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ主演映画『幸せの教室』(Larry Crowne)より。
スーパーマーケットで働く中年男性のラリーは、学歴上の理由から突如リストラされてしまう。途方にくれるラリーだが、大学に入学し再起。ラリーの人生は大きく変わっていく。
登校初日、女学生のタリアがラリーに声をかけるシーンより引用。
Talia:That’s a damn fine Zipper, mister.
いいスクーターね。
Larry:It did get me here for a nickel’s worth of gas.
車よりずっと安上がりだ。
Talia:Didn’t see you in the scooter pit last term.
見かけない顔だけど。
Larry:Oh, this is my first day of college, ever.
今日が初登校なんだ。
Talia:I love that. You an ex-cop?
いいね。あなた元警官?
Larry:No. Why would you think that?
違うよ。なんでそう思うの?
Talia:Tucking in a polo shirt makes you look like one.
シャツをズボンに入れてるから。
このフレーズに注目!
Why would you think that?
なぜそう思うの?
「え、なんでそう思ったのさ」的なニュアンスの英語。
相手が質問をしてきて、「どうしてそんな質問をするんだ?」と理由がいまいちピンと来ないときはこの英語で、その意図を確認しましょう。
このページの英語表現
ex = 元、昔の
映画『幸せの教室』について
長年真面目に、スーパーで働いてきたラリー・クラウン(トム・ハンクス)。
ところがある日、学歴がないこと(ラリーは高卒)を理由に会社からリストラされてしまいます。
再就職に意欲を燃やすラリーは、コミュニティ・カレッジに入学。そこでラリーは、やる気がない女性講師(ジュリア・ロバーツ)のメルセデスと出会います。
やる気を燃やす真っ直ぐなラリーの姿にメルセデスも教師としてのやる気を取り戻し、最後はめでたしめでたし。
人は何歳からでも人生をやり直すことができる。何歳からでも新しいことを始めることができる。そんなポジティブで素晴らしいメッセージが満載のヒューマンドラマです。