英単語のスペルの覚え方です。
正しいつづりを覚えるためには、「口に出す+紙に書く」という2つの動作で覚えていきます。
いろいろ理屈はありますが、スペルを覚えるような単純作業は体で覚えるのが一番効率的です。このとき、紙に英単語を書きながら、口でその単語をつぶやくのがポイントです。
もっと効果的に正しいスペルを覚えるために
例えば、imagineという英単語のスペルを覚えるとき。
紙に単語を書きなぐりながら、「イマジン、イマジン」とつぶやくのです。
なぜ口で単語をつぶやくかというと、1つでも体の動作を組み合わせた方が、記憶に定着しやすくなるからです。
・単語を見る
→視覚を使う
・紙に単語を書きながら手を動かす
→体の動作で記憶がしみつく
・声にだして読み方をつぶやく
→口を動かし、自分の耳で聞く
一見ありきたりな作業ですが、体のいろんな動作が組み合わさっています。このように、体の感覚を使い五感で覚えたものは記憶しやすくなります。
英語に限らず、暗記をするときは、視覚のほか、手を動かしたり、声に出して読むことで、覚えやすくなります。同時に、適度に復習をすることで、より暗記がスムーズに進みます。
紙に書く目安ですが、私の場合は1つの単語につき3回~5回を紙に書いています。これくらいならストレスにならず続けられるからです。
紙に単語を書く時は、人に見せられないような字でかまいません。大切なのは、手を動かすこと、口に出すことですので。
覚えた英単語の復習は、できればやった次の日の朝に、サッと音読しておきます。こうすることで、記憶に定着しやすくなります。
体で覚えたことは忘れにくい
私の場合、学生時代は本当にスペルに自信がなくて、英文を書く時はかなり神経を使っていました。
基本的に暗記が苦手で、しかも、記憶のムラが激しいので、1回勉強しただけでは、英単語を覚えることができませんでした。
大学生の頃のことですが、学期末、英語のレポート(全文英文です)提出したときのことです。
A4で5枚くらいのレポートを出したのに、それがスペルミスをチェックされていて、とても恥ずかしい思いをしました。
それで、ミスをする単語とちゃんと書ける単語を見てみると、中学・高校時代に何度も書いて覚えた英単語というのはミスが少ないのです。
そして、スペルミスする単語はというと、テキストで見ただけの単語であることに気がつききました。
どうやら、目で見ただけのもの、サッと覚えた内容は、スーッと記憶から消えていきやすいようです。
単語のスペルはコツコツ+泥臭く。
世の中にはすごい人もいて、単語を目でみただけでスペルを覚えられる人もいるようですが、私にはそれはムリでした。
単語の意味くらいなら、見るだけでも覚えることができるかもしれません。が、「スペルを書け!」と言われると、正直自信がありません・・・。
なので、最近はヒマを見つけて、覚えたい単語は紙に書いて口に出して覚えています。効率も大切ですが、ときに泥臭い作業も必要かもしれませんね。
やはり、英単語のスペルは、単語を目で見るだけでなく、口や手、体感を使って覚えた方が、覚えやすく、忘れにくいです。
「なかなかスペルが暗記できない!」
という方は、ぜひ試してみて下さい。
このページのまとめ
・楽して覚えようとすると逆に暗記効率ダウン。
・英単語のスペルを覚えるときは、紙に書きながら口で発音をつぶやく。
・暗記をするときは、見る、聞く、話す、書くなど、体の動きや五感を使う。