「英会話を覚えたくて、英語をやり直ししている」
「でも、もとから英語が苦手」
「独学で中学英語からやり直しているけど、簡単な初歩からつまずいている。勉強が続かない」
そんなときはどうすればいいのか?この記事でその対処法をわかりやすくご紹介します。
3つの重要ポイント
まず最初に結論から。
英語のやり直しでつまずいてしまったときに大切なのは次の3点です。
1.英語のやり直しの目的を明確にする。
2.教材を絞って勉強する。
3.結果をすぐに求めない。焦らない。
せっかく英語の勉強を始めたのに、最初につまずいてしまったがゆえに挫折してしまうのはもったいないことです。ですがこれらの3点を意識することで再度、やり直すことはできます。
以下、詳しくご紹介します。
英語のやり直しの目的(理由)を明確にする
英語のやり直しと一口にいっても、方法はいろいろあります。
本屋さんへ行って、中学1年~3年の英文法問題集を買ってきてやり直す方法、ネットで初心者向けの簡単な英会話教材を買って基礎フレーズから覚えていく方法、いろいろです。
問題なのは、「何のために」英語をやり直すのか、その理由です。理由がハッキリすれば、「どうやって」が見えてきます。
英語のやり直しの初歩でつまづいてしまう場合、「何のために」が曖昧なため、「どうやって」の方法が間違っている可能性があります。
何のために英語をやり直すのか、それによって、何を勉強するのかが変わってきます。
例)
・趣味程度、簡単な日常英会話を覚えるために英語をやり直している。
→初心者専用の分かりやすさ重視の英会話教材を買って、英語のフレーズを覚えていくやり方が効率がいいかも。
・仕事のためにビジネス英語を覚えたい。学生時代に英語を全く勉強しなかったのでやり直している。
→ビジネス英語なら会話だけでなくメール等、英語を読む機会があるので、中学英語からやり直すこと+英会話を並行していくのが効果的。
・海外旅行へ行く。自分で英語を話せるようになりたいので、英語をやり直している。
→本気度が高い場合は中学英語(英単語&文法)をやり直して、トラベル英会話のフレーズをコツコツ覚えていくのが効果的。
もし、英語のやり直しでつまづいてしまったら、何のために英語をやり直しているのか、何を中心に勉強するのが効果的なのか、見直してみるといいかもしれません。
教材を絞って勉強する
英語のやり直しでつまづいてしまう他の理由は、理解度の問題です。
英語はコツコツ積み重ねていくものなので、やればやるほど、できるようになっていきます。
逆に言えば、直感的に伸びるものではないので、1つのことを理解できていないのに、あれもこれも詰め込もうとすると、あまり上手くいかないかもしれません。
そこで、英語のやり直しが上手くいっていない場合は、勉強する教材は厳選、「これだけをしっかりやる!」と絞った上で、繰り返し、集中して覚えていくことが大切です。
「英会話ならこの教材、文法&単語はこれで覚える」という具合、毎日何を勉強するのかを明確化、コツコツ取り組んでいきます。
英語に挑戦するときは、何をどれだけ勉強するか、時間ではなく勉強量を測ることをオススメします。
結果をすぐに求めない、焦らない
「英語の勉強を始めて、やっと英語が口から出てくるようになった。」
「ネイティブと英会話できた。簡単な挨拶だったけど、それでも嬉しい!」
勉強の効果が実感できたとき、「英語、頑張って良かった!」という瞬間がやってきます。
とはいえ、英語を勉強したからといって、すぐに結果につながるかというと、もしかしたら、効果を実感できるまで、ある程度の時間がかかるかもしれません。
勉強したことを忘れてしまったり、思うように英語を覚えることができなくて、やる気がなくなってしまうこともあるかもしれません。
もともと、英語は努力がすぐに実感できないものなので、英語のやり直しは、初歩の初歩から、焦らずじっくり、コツコツやっていくことが大切だと思います。
3ヶ月6ヶ月、コツコツ続けていくと、英単語、英文法、英語の知識が増えて、ある段階から「伸びた!」が実感できます。そこに来るまでは、結果を急がない方がいいかもしれません。
英語は1日にしてならず、続けていれば、「分からない!」が「分かる!」に変わるときが来ます。
英語はやればやるほどできるようになります。どれくらい時間差があろうとも、努力は結果を裏切らないと思います。
最後に
以上が英語のやり直しでつまずいたときに意識しておきたい3つのポイントになります。
英語のやり直しは奥が深く、初歩の英語こそじっくり理解したい大切なもの。だからこそ、やり直しには意味があります。
とはいえ、英語が苦手な場合、最初のうちは文法が理解できなかったり、辞書を引くにも時間がかって、思うように勉強が進まないかもしれません。
誰もが最初はそういうものなので、あまり気にせず、やるべきことに集中することが大切です。そうすると、ある時点から変化が起こり出します。
3時間かかったことが1時間でできるようになり、「やってきたことはムダではなかった」ことに気がつく時が来ます。
大切なのは、諦めないこと、投げ出さないことです。どんなゆっくりの一歩でも、先に進み続ければ、やがて目的地へ到着します。
英語のやり直しの理由を忘れず、あなたのペースで、前進を続けてみてください。初歩から丁寧に一歩一歩コツコツと進んでいけば大丈夫。
きっと、「続けていて良かった!」という時が来るでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。