英語を話せるようになるためにはどうすればいいのか?
スピーキング上達のためには、英語を「聞く」だけでなく、「話す」という主体的な学習が必要です。そこでオススメなのが英語の音読です。
音読は「今すぐ」「誰でも」実践できる学習法。方法はいたってシンプル。英語のテキストを声に出して読む、それを繰り返すだけ。
たったそれだけのことですが、日々日課にしたい重要なトレーニングです。
音読の効果はあなたも体験している!
音読の効果は、義務教育を終えた人なら誰もが体験しているはず。
例えば、中学校で習う古文。国語の授業で、枕草子や平家物語、奥の細道を音読した経験はないでしょうか。
授業で毎回音読しているうちに、難しい古文も、音読することで自然に読めるようになりませんでしたか?
「何度も音読しているうちに読めるようになる!」
これこそが、音読の学習効果です。
音読を始めると
音読をコツコツ続けていると、気がつかないうちに、様々な変化が起こり始めます。
「聞き取れなかった英語の音が聞き取れるようになった!」
「英語を読むスピードが前よりアップした!」
など、英語の音読を続けていると、自分の中でいろんな変化が起こっていることに気がつきます。
この状態でさらに続けていくと、少しずつですが自分の言いたいことを英語で話せるようになっていきます。
英語の表現を体感で覚える
英語を話せるようになるためには、英単語を覚えたり、文法を覚えるなどの基礎練習はもちろん大切ですが、それだけでは不十分。
英語を話せるようになるためには、普段から英語を話す習慣を持つことが必要です。
シャドウイングしたり、英会話のレッスンを受けたり、英語を話す練習が必要不可欠です。
英語を話す練習はいろいろありますが、音読なら自分一人でも練習可能。練習するための英会話教材さえあれば、自分一人で今すぐ始めることができます。
ただ声に出して読む、それだけで
英語を繰り返し声に出して読む。これを繰り返すことで、目・口・耳が英語に慣れてきます。独学で手軽にできるシンプルな練習です。
英語は日本語とは全く違う言語。音読をすることで、英語独自の表現・リズムをそのまま覚えることができます。
音読は、誰にでもできる英語のスピーキング練習法。英会話教材を決めて、音読習慣を始めることで、思ったことを英語で「スッ」と話せるようになります。
初心者の方は「繰り返し」を意識して
音読に取り組む上で重要なのは繰り返すこと。「回数」を重視することが大切です。
正しく発音でき、途中でつまらないことに加えて、英語を読んで「ぱっ」と頭に内容が思い浮かぶくらい、一つの題材を繰り返して音読していくことが大切です。
それはとても地味なトレーニングのように思えますが、あなたが実際に繰り返し音読をしていくことによって、その効果を実感することができます。
これから英語を話せるようになりたい初心者の方は、音読はスピード感よりも繰り返しを重視。同じ英語を何度も何度も繰り返し、完全に覚えてしまうくらい練習するのがおすすめです。
語順理解を意識する!
もう一点、音読に取り組む上で重要なのは、英語を読むときは
1.語順のまま
2.意味のかたまりごと(チャンク)に内容を思い浮かべながら読む
という2点を意識することが大切です。
この習慣は初心者の方ほど大切です。英文を音読しているときに日本語に訳そうとせず語順のまま意味を思い浮かべることをクセにしておくことで、英語脳の育成に役立ちます。
音読を日々の日課に!
英語を話せるようになる。そのためのトレーニングとして、音読は非常に効果的です。
まず何より英文のテキストさえあれば今すぐできる。誰でもできる。そのわりに効果のコスパもお得。
ただ英語を声に出して読む。それだけのシンプルなことですが、その効果はとても重要です。
独学で取り組む練習法としては「誰でも今すぐできる」「お金がかからない」「効果が期待できる」点で、大きなメリットを実感することができます。
英語を「聴く」ことに加え、音読の習慣を身につけてみましょう。
最後に
英語を読む。たったそれだけの話ですが、その効果はぜひ実践して実感してほしい話です。
いろいろ方法論はありますが、大切なのはやってみること。まずは教材を見つけ内容を理解した上で(音声の確認も!)英語を声に出して読む。
そんなシンプルなアクションを起こしてみましょう。慣れないうちは繰り返しを重視して、スラスラ読めるようになるまで練習してみてください。
「音読はバカにできない!」という効果を、実感することができるでしょう。