Put yourself in my position.
君たちがオレの立場なら?
人の気持ちを思いやる想像力は必要。ただし
人間関係を円滑にする鉄則。それが、自分だけでなく相手の立場を考えた言動を心がけること。
社会には様々な利害関係がある。だからこそI・me・mineで相手の立ち場を思いやらない言動だけしていれば、結局自分に帰ってくる。
だからこそ想像力。「この人の立場ならどうだろう?」と考えることが大切なのだが、それが本当に正しいことなのか。客観的に相手の立場を思いやることは案外難しい。
というのは、自分が自分でありえるのは、自分が自分の思考、そして視点で物事を考えているからである。
もちろん、人の立場になってそれを想像することもできるが、想像するにもそこには常に自分というフィルターを介在しなければならない。
だからこそ、人の立場に立って物事を考えるのは、たくさんの人生経験と、根っからの思いやりが必要なのかもしれない。
それならいっそ、人に察してもらうことを期待するより、ハッキリ言葉で示した方が確実だ。
「きっと分かってもらえるはず」
「私がこういう状況なのだから、あの人はきっとこうしてくれるはず」
などと思いやりを期待せず、言葉に出して、してほしいことを明言した方がある意味安心で、スッキリする。
すなわち「察してもらう」などというまどろっこしいことはやめて、お互いの態度を鮮明にするのである。
こういう人間関係の方が風通しが良くて気持ちがいいと思うが、あなたはどう思うだろうか。
ストック!英単語
position = 立場
else = 他の
元ネタ
ダニー・ローマン、映画『交渉人』より。
『交渉人』は英語における交渉力のスゴさを爽快に楽しめる名作映画。
主演のサミュエル・L・ジャクソン&ケヴィン・スペイシーの交渉人同士のやり取りに注目。
「説得する英語はこう使う!」を理解できます。
ついでにこちらの英語もどうぞ
Put yourself in my position.とあわせて覚えておくと英語の表現力が広がるのがこちらです。ストックして、更に英語で言いたいことを言うためのチョイスを増やしましょう。
Please be straightforward with me. =単刀直入にお願いします。
Cut it out. =やめてください。
Unfortunately, I must decline your proposal. =残念ですが、ご提案を受けることはできません。