英作文を書くときに必要な英文法力。大切なのはやっぱり基本。英作文を書く時は、ここのポイントを押さえて練習!
英文法が気になる方へ
英文を書くとき気になってくるのが文法の問題です。
「正しい英文になっているか?」
「文法的におかしくないか?」
ということをついつい考えてしまうかもしれません。
これは、日本人らしい几帳面でまじめという、素晴らしい特性が影響しているかもしれません。
ただ、文法を気にするあまり、ぜんぜん筆が進まないのは問題です。そこで、ライティングを勉強・実践するときは、一度文法を忘れましょう。
まずは書く
ライティングをする場合、まずはテーマに沿って、思うがまま書いていきます。1行目、2行目はあまり気が乗らない感覚がするかもしれません。
ところが、1行書き2行書き、3行書いていくと、どんどん筆のスピードがアップしていきます。
これは不思議なことですが、書いていけばいくほど、どんどんライティングはかんたんに進みます。
文法的に正しいかどうかはひとまず忘れ、まずは一気に書いて見ましょう。この段階では、文法がめちゃくちゃでもかまいません。
ある程度の量が書けたら、そこでいったん筆を置きます。
目安としては、初心者(英検3級、TOEIC500点以下とします)の方のなら100~200文字、中級者の方なら(英検2級・TOEIC600点くらいの方)は300~400文字くらいがおすすめです。
次に推敲
書き終えたら、ひとまず休憩して完全にライティングのことを忘れ、放置します。できれば時間を1日あけましょう。次の日、書いたものを自分で読み直します。
すると、おかしな点、文法的に怪しいところ、スペルミスが分かると思います。そこで、第2段目の作業のスタートです。まずは愛用する辞書と文法書を用意します。
そこで、1文1文、自分が書いた英文をチェックしていきます。怪しい点は、辞書と文法書で用例を確認します(ここが重要!)。
そして、正しい用法に書き直します。こうすることで、あやふやな知識が確実にあなたのものとなります。
つまり、2回目のライティングは、単語・文法知識の復習とストック、ダブル効果を目的としています。
失敗から学べばいい
大切なのは英文を書くこと。そこで間違えたところを修正して、正しい英文を覚えること。
一度間違えて直した英文は、よく記憶に残ります。しっかりと暗記して身に付いた知識は、英会話の際にもスッと口から出てきます。
一番ベストなのは、ネイティブスピーカー(学位がある人が望ましいです)に書いた英文を添削してもらい、自分で間違えたところを手直しする方法です。
学生の場合は英語の先生(大学の場合は語学の先生または大学のネイティブスピーカーの先生)にお願いして、手直ししてもらうことをおすすめします。
が、「そういう機会がない!」という方の場合は、辞書&文法書で用例を確認します。この際、調べたページはチェックを入れておき、定期的に復習しておきます。
まとめ
書く→訂正・推敲する→知識の再確認
というプロセスをたどります。英語のストックも増えるので、続ければ続けるほど、力になっていきます。ライティング勉強法としておすすめです。
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