トーイック(TOEIC)とは、英語スキルを測るテストです。
正式には、Test of English for International Communicationと言います。
はじめに
TOEICは、世界的に実施されている英語能力判定テストです。受験者は世界90ヶ国にものぼります。
また、問題が比較的客観的なので、自分の実力を把握するのに効果的なテストです。
英検とは違い、TOEICはスコアで評価され、合否はありません。点数は10点から990点です。
→英検とは
主に企業の研修や、大学、学校での単位認定基準として用いられています。最近では、多くの企業が採用・昇進時にTOEICのスコアを考慮しています。
このように、TOEICのスコアは社会的な英語能力判定の基準になりつつあります。
余談ですが、2009年9月より、受験料が600円値下げされ、受験者にとってTOEICを受けやすくなりました。
試験内容について
全マークシート形式のテストです。2時間で200問の設問を解きます。テストは全て英文で、英文和訳などの問題はありません。
試験の内容は主に、45分間のリスニングと、75分間のリーディングに分けられます。
リスニングセクションの場合はPartⅠからⅣ、リーディングセクションの場合はPartⅤ~Ⅶと、7part構成になっています。
スコア取得のメリット
TOEICのスコアは、就職採用試験や、企業の出世、転職などのキャリアアップの際に参考にされています。
近年では、TOEICスコアを社内で活用する会社も増えており、TOEICのために英会話スクールで勉強する社会人も増えています。
そのため、英語力をメリットにするのであればTOEICは必要不可欠。頑張って損はありません。
TOEICまとめ
スコア判定基準 | ・860点以上 十分なコミュニケーションができるレベル ・730点以上 あらゆる状況で適切なコミュニケーションができる可能性がある ・470点以上 限定された状況のみコミュニケーションができるレベル ・220点以上 通常会話で最低限のコミュニケーションができるレベル ・215点まで コミュニケーションを取るには難しいレベル |
料金 (公開テスト) | 5,985円(消費税込み) |
試験日程 | 年8回(1・3・5・6・7・9・10・11月) |
実施場所 | 全国80都市で実施 |
メリット | ・企業での採用・昇進時の優遇 ・教員採用試験での優遇 ・大学、学校での単位認定 |
TOEICは受けて損なし
以上がTOEICについての基本情報になります。
受けたほうがいいか受けない方がいいか。
もしあなたが試験を受けて英語の資格を取得しようと考えているなら、英検、TOEIC、TOEFLのなかではTOEICが最優先。
受験、就職、場合によっては社内での出世、転職。あらゆる面でメリットが期待できます。
受験するだけでも英語力がつきます(試験時間が長く、集中力が要ります)ので、検定試験のなかでは、最優先で頑張りたい試験です。