英語学習を成功させる「自分のため」という考え方

自分の足で立つ男

Heaven helps those who help themselves.

天は自ら助くる者を助く。

私は、この英語の名言が好きです。

人生、いろんな幸不幸がありますが、人の意志も人生に何らかの影響を与えていると考えているからです。

自らを助くる者、すなわち自助の心を持つことは、長い英語上達ロードを走りぬく上で、欠かせないものです。

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英語力が伸びる人 伸びない人

例えばこんなことがありました。私が20代の大学生の頃。塾講師として小学生~高校生に英語を教えたときのことです。

正直な話、どれだけ一生懸命に教えても思うように伸びない生徒がいる一方で、ちょっと教えただけでやる気全開。グングンと英語力を伸ばしていく生徒がいました。

それを1年というスパンで、伸びていく人、伸びない人、観察をしていたのですが、あることに気がついたのです。それは、上達していく人は自助のマインド、すなわち、自分から進んで挑戦、努力する心を持っているということです。

なぜあの人はグングン英語力が伸びるのか?

伸びる人はとても素直に人の話を聞きます。

私が「こうしたらいいと思うよ」と言うと、すぐそれを実行し、自分で勉強時間を作り、英語に取り組みます。

それは、それだけ彼らが成長したい、伸びたいと思い、自ら動いているからです。

一方、いつまで経っても上達しない人は、

・他力本願

・うぬぼれが強く人の話を聞かない

・やり方が雑

という共通点がありました。

アルファベットの書き方は雑で、「これくらい俺は知っている。何でこんなことしなきゃいけないんだ!」というような態度です。

また、分からないことがあっても自分から方法を聞きに来ることはなく、勉強は受け身です。塾の講師はエスパーではありません。手助けしようにもできることは限られています。

「ノウハウ」以上に大切なこと!

世の中には、英会話上達のための、素晴らしいノウハウ、方法論がたくさんあります。

しかし、それを実行に移すのは他ならぬ学習者自身です。英会話上達のために良い方法も、実行しなければ意味がありません。

そして、実行に移すには、「よし、頑張ろう!」という、学習者自身の心意気が必要なのです。

「英語ができるようになりたい!」

「英会話をマスターしてネイティブの友人を作りたい!」

など、英語に取り組む動機付けは、他の人から押し付けられるものではありません。自らの欲求に従うからこそ努力できるのです。

自分で心から「やろう!」と決めること。これこそが、大きな力となるでしょう。

英語を話せる自分と出会うために

大切なのは、英語が話せる自分になるためには、自分自身でその行動を起こさなければならない、ということ。

ノウハウは重要です。テクニックも重要です。しかしそれらは、自分自身が実行してこそ、始めて意味を持つことです。

だからこそ大切なのは自助の気持ち。

「英語を話せるようになるために、自分がすべきことをする!」

この心構えこそが、本質的に重要なポイント。

これさえあればいつか必ず、英語を話せる自分と出会うことができるのです。

最後に

自助の心とはすなわちセルフヘルプ。「自分のことは自分でなんとかする!」という気持ちです。

英語を学び、上達していく。その過程において大切なのはこの、自助の心を持つことです。

それなくしては、いかに優れたノウハウを用いても。素晴らしい指導者に恵まれても。

そのチャンスを生かすことは難しいかもしれません。逆に言えば、現状の環境がどうであれ、チャンスをつかむことができます。

今やること。今できること。それを続けていくことで、最後にはこのような結果を、手に入れることができるでしょう。

ポイント7・結果は後からついてくることを知る

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