Everything that has a beginning has an ending.
始まりのあるものには全て終わりがある。
それは永遠には続かない
すべてのことには必ず終わりがある。すなわち何かが始まったとき、それはいつか終わりを迎えるのである。
例えば人との出会い。
人はある人で出会い、いろんな経験をして、やがて別れる。出会いという始まりがあるからこそ必ず、別れという終わりがやって来る。
その悲しみを昔の人は「愛惜」という言葉で表現した。
でも思えば、終わりがあるからこそ今が輝く。今目の前にいる人やともに時間を過ごしている人を、心から大切にしたいと思うことができる。
そう考えると本当は、別れがあるからこそ人と出会うことに意味があると考えることができる。だから出会いが終わろうと何だろうとも、それは決して無意味なことではない。
終わりがやって来たときにこそ執着せず、速やかにそれを手放すことが大切なのである。すぐそこに、新しい出会いがやって来ているのだから。
ストック!英単語
beginning = 始まり
ending = 終わり
元ネタ
『マトリックス レボリューションズ』に登場するエージェント・スミスのセリフより。
『マトリックス』シリーズは単純にエンタテイメントとして楽しむことができる一方で登場人物たちが語るセリフには、独特の哲学が感じられます。
そしてその物語はまさに、世界について新しい見方を提示してくれる深みがあります。
1作目から3作目まですべてを見終えた後はきっと、「この英語を覚えておこう」というお気に入りの言葉がたくさん、見つかるかもしれません。
ついでにこちらの英語もどうぞ
Everything that has a beginning has an ending.とあわせて覚えておくと英語の表現力が広がるのがこちらです。ストックして、更に英語で言いたいことを言うためのチョイスを増やしましょう。
Time is on my side.=時は私の味方。
Don’t be afraid of losing.=失うことを恐れるな。
Don’t get too attached.=執着してはいけないよ。
英語を話せるようになりたい初心者向け教材【優しい・かんたん】