(I) Can’t help it.
どうしようもないね。
「仕方ない」という究極の結論
人生の真理として真っ先に知っておきたいことの一つが、「どうしようもないことは何をしてもどうしようもならない」という話である。
実際の現実として物事には、なんとか頑張れば何とかできることがある一方、なんとか頑張ったとしても、どうにもならないことがある。
大切なのは、その見極めである。なぜなら人生は有限だ。努力するにも何をするにも、そこには時間や労力。あらゆる面で「制限」がある。
だからどうせ頑張るなら、その頑張った甲斐をしっかりと実感したいのが人情である。その方が人生を生きる喜びを味わい、This is my life.と納得することができる。
しかし、頑張っても頑張ってもどうにもならないを続けていれば。
頑張れば頑張るほど自信を喪失し、「自分は頑張ってもダメなんだ・・・」とネガティブな気持ちを味わうことができる。これはせっかくの人生、本当に色んな意味でよろしくない。
だからこそ人生で大切なのは、自分の力で何とかなることと、自分の力で何ともならないことをしっかりと見極めることである。
そして、「これは無理だな」と思ったら、それにこだわる理由はない。今すぐすっぱり見切ってしまうのも、それはそれで、大切な戦略である。
どうせなら人生、できる喜びを実感したい。物事がうまくいく喜びを味わいたい。ということで、どうしようもならないことは、さっさと手放すのが良い。
そのかわり、「これはなんとかなりそうだ!」ということは、粘り強く、とことん根性を持って、やり遂げてみよう。それこそが、本当に大切なことなのだから。
元ネタ
日常英語表現から。
日本語的には「仕方がない」という言葉で表現できますが、物事にはしっかり筋道を立てて説明することと、「どうにもならないです」と端的に表現するのが適切なことがあります。
この意味でなぜそれがダメなのか?理由を説明せずシンプルにI can’t help it.と言えることはとても大切なのかもしれません。
たいていの人なら、どうにもならないことはどうにもならないことを理解してくれるので。
ついでにこちらの英語もストック!
(I) Can’t help it.とあわせて覚えておくと英語の表現力が広がるのがこちらです。ストックして、更に英語で言いたいことを言うためのチョイスを増やしましょう。
Leave it.=ほっておけ。
It’s none of your business.=あなたには関係のない話ですね。
This conversation is over.=この話はおしまいです。