Take a look at me now.
今、私のことを見て。
今を、見つめよう。
人生で過去を想起すると、「あのときのあの時間は、自分の人生においてとても大切な時間だった」と、気づくことがある。
それが大切な思い出であればあるほど、「どうしてあのときの自分は、あんなことをしてしまったのだろうか」と、悔恨の情に苛まれる。
そう、人生では失ってから初めて気がつくものがある。特に、人間関係でそれは顕著なことだ。だから、どんな人との出会いは全て、絶対にムダにしてはいけないものなのだと思う。
なぜなら、そのとき出会ったということそれ自体が、人生できっと、意味があることだからだ。
この意味で、今目の前にいる人と向き合わず軽んじること、それはもしかしたら、とても損なことかもしれない。
後々になって、貴重な時間、チャンスを失った後悔をしないために、今目の前にいる人との関係を大切にしたい。もしかしたらそれは、人生でとても大切なものなのかもしれないのだから。
元ネタ
ウェールズ出身のバンド、ステレオフォニックス (Stereophonics) の名曲”Dakota“より。
「俺には彼女がいた。そして彼女と過ごした時間を思い出していた。俺は彼女のことを運命の人だと思っていた。しかし彼女はもういない。なぜ彼女との関係が終わってしまったのだろう?また俺たちはやり直すことができるのだろうか?」
そんな男の思いを吐露したのがこちらの歌。
アップテンポのサウンドとは裏腹にその歌詞はナイーブ。歌い手のシンガーは男らしさ満載ですが、その英語の歌詞に込められた気持ちはストレートでありながら、とてもセンシティブです。