The passing months and days are travelers of eternity; so are the years that come and go.
去っていく月日は永遠の旅人であり、去っていく年月もまた、旅人である。
永遠のつかまえることができない旅人。それが「時」
気がつけば、月日はあっという間に過ぎていく。
1日1日の積み重ねが1ヶ月となり、やがて1年になる。1年1年を積み重ねていくことで、私たちは年を取り、人生という物語を紡いでいく。
ここで特に留意しておきたいのは、時間は貯めることも増やすこともできないものである、ということだ。
私たちは年を取るのをやめることはできない。時間は強制的に過ぎていく。そして、いつか必ず誰にでも、「時間切れ」はやって来る。
つまり時間は有限である。
限りがあるものである。この限られた時間をいかに有効に使うことができたかどうか。それこそが人生の質を決定する。
だからもし人生を最高にしたいなら、方法はただ一つ。限りある時間を、決してムダにしないことだ。
最高に楽しくて、時間が過ぎるのも忘れてしまう。使った時間であなたが幸せを実感できる。可能な限りそんな時間の使い方ができる人生を選択することだ。
それこそが、「最高に生きる!」ということ。私という名の物語を、紡いでいく価値なのだ。
ストック!英単語
traveler = 旅人
eternity = 永遠
元ネタ
松尾芭蕉、『奥の細道』(The Narrow Road to Oku)より。
有名な「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり~」という言葉は私たち日本人にはおなじみですが、この言葉に果てしないロマンを感じるのは、私だけでしょうか。
ついでにこちらの英語もストック!
The passing months and days are travelers of eternityとあわせて覚えておくと英語の表現力が広がるのがこちらです。ストックして、更に英語で言いたいことを言うためのチョイスを増やしましょう。
Everything changes.=すべてのものは変わりゆく。
Nothing lasts forever.=永遠に続くものはない。
That’s why life is worth living.=だからこそ生きる意味がある。