このページでは、これから英語学習を始める方や、学習開始100時間未満の初心者の方に向け、英語を聞き取れるようになるために大切な、シンプルな原則をご紹介します。
英語のリスニング方法には様々なテクニックがありますが、それらを活用する前提として、「英語を聞き取れない」場合の原因を知っておくことが大切です。ぜひ参考にしてみてください。
はじめに
英語を聞き取れるようになるためのシンプルかつ重要な原則がこちらです。
知っている音=聞き取れる音
当たり前の話かもしれませんが、この原則を頭に入れておくことは、英語学習に取り組む上でとても大切です。
私たちは「知らない音」を認識することができません。そのため知らない言葉を聞き取ることはできません。ということは、「知っている英単語(+その単語の発音)を増やす」というシンプルな行動によって、聞き取れる英語を増やすことができるのです。
すなわち、知っている英単語のストックを増やしていくことで、英語のリスニングを行ったとき、「この単語はわかる!」という感覚をつかむことができます。ここが、英語を聞き取れるようになるためのスタート地点です。
聞き取れない英語が出てきたら
知らない単語は認識できない→聞き取れない
とてもシンプルな原理ですが、このポイントを押さえて学習を行うことが、その他様々な英語のリスニングのテクニックの活用につながります。
英語に限らず、日本語でも、会話中知らない単語があれば「?」という状態が生じ脳がフリーズします。その結果、コミュニケーションに空白が生じてしまいます。
なぜ英語が聞き取れないのか?聞き取れない英語が出てきたとき、その単語を知っているか知っていないか?英語学習を始めた初心者の方は、真っ先にその一点を確認してみてください。
「知っていても英語が速すぎて聞き取れない」というケースはもちろんありますが、「知らないだから」認識できないことがよくあります。以上を踏まえ、普段学習から英単語を覚え、リスニング学習へと進んでいきます。
英単語を聞き取るためにこの3つを意識して覚える
英語を聞き取れるようになるための単語の覚え方。それは、
1.単語のスペル
2.意味
3.音
この3つを自分自身で身につけていくことです。
まず、単語のスペルを覚えるということは、「その単語がある、存在している」という認識を持つことです。
その単語の存在を認識し、それが何を意味しているのかを理解する。その上で、その単語がどのように発音されるのか?この3つをセットで理解することで、リスニングを行ったとき、その単語に「ピン!」と気づけるようになります。
そのため、単語を覚えるときはスペルや意味、そして音をセットで覚えることがポイントです。
単語集をペラペラめくって目だけでスペルや意味を覚えるのではなく、「音声で音を聞き、自分自身でその単語を発音して覚える」という作業を行うことが大切です。
このページのまとめ
このページのまとめです。
英語のリスニングを行うにあたってまず知っておきたいこと。それは、私たちが「知らない単語は認識できない、ゆえに聞き取れない」という原則を知っておくことです。
逆に言えば、自分自身が「知っている単語」は飛躍的に聞き取りやすくなります。そのため、単語をスペルに意味、そして音をセットで覚える学習を普段から行うことによって、よりリスニングの練習を効果的に行うことができるのです。
知らないことは認識できない。聞き取れない。これは英語のリスニングに取り組む上で、とても大切なことです。
最後に
以上、初心者の方に向け、英語を聞き取れるようになるために大切なシンプルな原則についてご紹介しました。
英語を聞き取れるようになるためのリスニングテクニックを効果的に活用する前提として、まずなぜ英語を聞き取れないのか?そのシンプルな原因について知っておくことで、英語が聞き取れないときのTO DOが見えやすくなります。
普段の英語学習から語彙力を増やし、覚えた単語のスペルや意味だけでなく、音までも覚えることは、最終的にリスニングをスムーズに行うためのプロセスになります。
初心者の方は、ぜひこの点について、参考にしてみてください。