英会話学習で大切なのが英語を聞き取れるようになるためのリスニングトレーニング。
この記事では初心者の方向けに、英語のリスニングを効果的に行うためのコツ、知っておきたい英語学習の手順をご紹介しています。
「英語が苦手だけど、コツコツ頑張りたい!」
「日常英会話で困らないレベルで、きちんと英語が聞き取れるようになりたい!」
「将来、TOEICを受験したい。リスニングに慣れて、良いスコアを取りたい!」
という初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
はじめに
リスニングを効果的に勉強するためには、ある一定の手順で、無理なく練習をすることが大切です。
おすすめなのは次の手順で英語のリスニング練習をすることです。
STEP1・英会話のリスニング教材を予習、内容を理解する(下準備)
↓
STEP2:トライしてみる(英語の発音を確認する)
↓
STEP3:繰り返し復習する(全体的なリスニング)
まず、リスニングというと、真っ先に英語を聴くことが大切な気がしますが、英会話の初心者の方にとっては、何より「リスニングする英文」の内容を理解することが大切です。
というのは、理解していない言葉や知らない言葉を聴き取ることはできませんし、何よりリスニングが苦痛になるからです。
あらかじめ、文法・意味の確認をすることで、よりスムーズに英語を聴くことができます。
以下、詳しく手順をご説明します。
STEP1:文法で意味を確認
勉強の方法は次の通りです。
まずCD付きの英語教材を用意します。そして、まずは下見をします。文法を確認して、英文の内容を確認します。必要なら、丁寧に和訳をしましょう(ポイントは英語を「語順」のまま理解することです)。
このとき、内容を理解していないと、リスニングをしても頭に入りません。ある程度、きちんとリスニングする英文を予習し、内容をチェックしておくことをおすすめします。
STEP2:発音をチェックを大切に
内容が頭に入ったら、次はCDを使い英語を聴いてみましょう。このときのリスニングは、あくまで発音やイントネーションを確認するためのものです。
なぜ英語の発音を大切にチェックするかというと、「自分が分からない単語は聞き取れない&理解できない」からです。
当然、しっかりと内容を理解するリスニングも難しくなります。また、発音があやふやな場合、スピーキングも影響がでます。
初心者の方は、丁寧すぎるくらいアクセントを繰り返し繰り返し、確認することをおすすめします。
英語を聴いて、何度も自分で単語を発音してみましょう。CDの音声を真似て、発音してみましょう。
STEP3:仕上げの復習
最後に、復習をかねて、リスニングをします。
この場合、自力で全文を聞き取ろうとせず、CDにあわせて、テキストを目視しながら英語を聴き取っていくことをおすすめします。
テキストを見ながら、CDの音声についていくイメージです。 このとき、ただ英語の音にあわせて、文字を追うだけでOKです。
これは慣れるためのリスニングなので、繰り返していくうち、英語独自のリズムが体感覚で理解できるようになっていきます。
まとめると
最後にこの記事のまとめです。
英語のリスニングを効果的に学習するコツは、「内容確認→発音チェック→総合的なリスニング」という3段階のプロセスで練習することが大切です。
これは、いわば基礎力を身に付ける土台の学習です。土台がしっかりとできれば、後々の伸びが違います。
初心者の方は、あせらず、まず最初に丁寧な学習をすることをおすすめします。
英会話教材を使ってコツコツトレーニングを続けるうちに、次第に耳が英語に慣れ、「あれ?前よりも英語が聞き取りやすくなってきたぞ!」と実感できるようになります。
ちなみに、この学習方法は、リスニング全般だけでなく、英会話の独学にも応用することができます。
英会話の例文中心の学習や、コミュニカティブなトレーニングをしたい方は、教材を決め、このページでご紹介した方法を試して見て下さい。
最後に
以上、初心者の方に向けた英語リスニングトレーニングの始め方&練習の手順についてご紹介しました。
英語は「習うより慣れよ」ですが、大切なのは効果的に英語に慣れていくことです。そのステップを難しく考える必要はありません。手順に従って一つ一つ、やってみることが大切です。
ぜひ参考に参考にしてみてください。