OLやジーンズ、テイクアウトなど、私達日本人が普段何気なく使う英語のような和製英語(ジャパニーズイングリッシュ)。
和製英語とは、英語などの外来語をもとに作られた、日本独自の言葉です。主にカタカナで表記されています。最近では、英語をもとにした言葉がよく使われています。
サービス(service)、マンション(apartment<米>、flat<英>)、OL(オフィスレディ)、サラリーマン(salaried workers)など、私達日本人にとって身近な言葉が、和製英語として定着しています。
これらの和製英語は、あくまで日本でのみ通じる言葉。実際英語圏で和製英語を使うと、意味が通じないだけでなく、時にネイティブに誤解を与える場合も・・・。
テイクアウトは通じない?
日本でも、海外からの旅行者が増えています。
こうした影響からか、街のいたるところに、英語表記の案内が増えています。また、ショップウィンドウやパンフレット、あらゆるところで英語の文字が見られます。
ところが、和製英語の影響か、ネイティブから見ると、中には「?」なものも。例えば、飲食店でたまに見かける「take out」。
日本人は、普通に、「テイクアウトする」というように使いますが、take out とは、何かを取り出すという意味があり、海外では通じません。
このように、和製英語は日本人にとっては身近な言葉です。自分では気付かないうちにファニーイングリッシュを話す可能性があります。
和製英語の間違い例
和製英語 | 正しい用法 |
NG | no goodの意味。NGは通じない。 |
OL | female office worker |
ガードマン | security guard |
ゲームセンター | video arcade |
コインランドリー | laundromat<米>・launderette<英> |
ジーパン | ジーパンはアメリカ軍兵士のパンツがもとの意味。jeans、またはdenimsが正解。 |
スキンシップ | そのままでは通じない。physical contact が正解。 |
メルマガ | email newsletter |
モーニングコール | wake-up call |
ライブハウス | rock bar |
ラブコメ | romantic comedy |
サッと一例をまとめてみましたが、どれも日本人には身近な言葉。英語を話すとき、英会話をするときは和製英語に気をつけ、正しい英語を使いたいものです。
まとめ
私たち日本人がナチュラルに使う和製英語。
一見、ネイティブにも通じそうな英語に思いますが、実は全然意味が通じないものがたくさんあります。
ということで、和製英語を使うときは要注意。正しい用法を知り、正しく使うことが大切です。