英語で「~するつもり」はbe going to+動詞。「~したい」はwant to+動詞。これが通常の表現ですが、ネイティブは次のように短縮して言う場合があります。
・gonna(going to)
・wanna(want to)
これは一体なぜなのか?ニュアンスはどうなのか?超シンプル&かんたんにポイントをまとめています。
使い方を覚えて表現を変えてみると、英語の表現力がアップするかも!初心者の方は参考にしてみてください。
違いはニュアンス!
なぜgoing toをgonna、want toをwannaと短縮して発音するのか。それは一言で言って、くだけた感じを表現するためです。
かんたんに言うと、あらたまった言い方なのか、くだけた感じの言い方なのか。それだけの違いです。
なので、会話の相手との距離感やTPOによって、going toかgonnaか、want toかwannaかを、使い分けて話します。
特に日常英会話のような、聞き手に対して通常の口調で話したいときは、going toをgonna、want toをwannaと短縮して発音するほうが、話しやすいかもしれません。
使い方は一緒
going toをgonnaと発音の仕方が変わっても、文法的な用法それ自体は同じです。一方、want toをwannaにする場合は、少し事情が変わります。
「~するつもり」
→be going to+動詞=be gonna+動詞
例)
・I am going to study English.
・I am gonna study English.
こちらは発音の部分だけが変わっているイメージです。
「~したい」
→want to+動詞=wanna+動詞
例)
・She wants to eat something.
ただしこちらは、
・She wanna eat something.
とすることができません。
ではどういうときにwant toをwannaにできないか。wantにsがつくときです。
なので、
・She doesn’t want to study Math.
を、
・She doesn’t wanna study Math.
にするのはOKです。
want toをwannaに変える場合は、この点だけ注意したほうがいいでしょう。
gonnaとwannaを使わない方がいい場面
また、繰り返しになりますが、gonnaもwannaも口語調のくだけたニュアンスの表現です。そのため使う場合は、相手との関係性やTPOを考えて使うことが大切です。
特に、くだけた感じで話すのがためらわれる相手や場面(仕事中など)で使うのはやめた方がいいでしょう。
相手との距離感を考えずに普通に話せる場面。日常会話など、聞き手に対して通常の口調で話したいときに使うのが安心です。
まとめ
日常会話など口語表現がOKなときは、going toはgonna、want toはwanna、それぞれ短縮して発音することができます。
ただしwannaについては、wantにsがつく場合は短縮することはできません。普通にwants toを使う必要があります。
gonnaやwannaはくだけた感じのニュアンスを出すことができます。そのため、相手との距離感が安心な、リラックスできる会話で使うことができます。
日常英会話でネイティブライクな表現を使いたい方にはかんたんに使える表現です。使っていい場面とNGな場面を意識して、積極的に使ってみてはいかがでしょうか。
参考にどうぞ。