英会話 1日1フレーズ【No.100】では、少し大げさに褒められたときや、（社交辞令などで）持ち上げられたときに使える表現 “You flatter me！”をご紹介します。
「褒めすぎでしょ！」と感じるくらいおだてられたときや持ち上げられたときに、ぜひこのフレーズを使ってみてください。
「口が上手ね」と返す
とある喫茶店。NobioがShizukoを口説いていますが、Shizukoにその気はなし。状況は厳しいようです。
Nobio: You are so lovely.
君は本当に可愛らしいよ。
Shizuko: Thank you.
ありがとう。
Nobio: I mean it! You don’t know how lovely you are.
本気だって！君は自分がどれだけ魅力的か、知らないだろう？
Shizuko: You flatter me! But I have a boyfriend.
お世辞でも嬉しいわ。でも、私には彼氏がいるの。
Nobio: Oh… really? I didn’t know that.
あ…そうなの？知らなかったよ。
Shizuko: Yes, really! I’m sorry if I gave you the wrong idea.
そう、ほんとよ！勘違いさせたらごめんね。
Nobio: No problem… I just thought I’d say it.
大丈夫…ただ、言ってみたかっただけさ。
Shizuko: Well, I appreciate it. You’re sweet.
そうね、嬉しいわ。優しい人ね。
Nobio: …Well, you could have told me that first!
…まあ、最初から言ってくれよ！
Shizuko: Haha! Better late than never, right?
はは！遅くても言ってくれてよかったでしょ？
Nobio: Yeah… I guess so. I’ll survive.
うん…たぶんね。大丈夫だよ。
英単語メモ
lovely＝可愛らしい
flatter＝お世辞を言う
appreciate＝感謝する
このフレーズに注目！
You flatter me!
お世辞でも嬉しいです。
このフレーズは、誰かにほめられたときや、少し大げさに褒められたときに使う英語です。
日本語の「そんなことないよ」と少し謙遜するニュアンスに近いですが、英語では気軽に「ありがとう」と同時に使える便利な表現です。
ちなみに flatter は本来「へつらう」「お世辞を言う」という意味があります。ネガティブな意味にとらえられがちですが、”You flatter me!”では、相手のほめ言葉を受け止めつつ、少し控えめに喜ぶニュアンスで使われます。
日本人は謙遜しすぎる傾向がありますが、英語では「思ったことを素直に言う」方が自然です。相手にほめられたら、ぜひ You flatter me! と言って、軽やかに喜んでみてください。
使用例
A: You are so talented!
あなた、本当に才能があるね！
B: You flatter me!
お世辞でも嬉しいです！
発音記号
/juː ˈflætər mi/（ユー フラッター ミー）
ついでに覚えたい関連フレーズ3選
“You flatter me.”と合わせて覚えておきたい、お世辞への返しフレーズです。
誰かに褒められたとき、大人っぽく軽くお茶を濁す使い方もできますが、ときには「嬉しいです」と素直に返すのも英語力アップにつながります。
I’m flattered.
うれしいです。
謙虚に喜ぶときに使う表現です。
Thank you for praising me.
光栄です。
相手の言葉に感謝を込めて返す表現です。
That’s very kind of you.
（そんなことを言ってくれるあなたは）お優しいですね。
相手の親切や好意を褒め言葉として受け取りつつ、丁寧に返す表現です。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.100】では、相手の褒め言葉に対して謙遜を示しつつ返す表現 “You flatter me!”を学びました。
少し大げさに褒められたときや、社交辞令で持ち上げられたときの返し方はいろいろありますが、まずはこの鉄板の表現から覚えてみましょう。
「褒めすぎでしょ！」と感じるくらいおだてられたときや持ち上げられたときに、ぜひ”You flatter me!”を使って、軽やかに喜んでみてください。
覚えた英語を「使って」身につけよう！
今回のフレーズはいかがでしたか？
英会話には、「覚えておけば便利」な表現がたくさんあります。”You flatter me!” もまさにその一つです。こうしたフレーズの意味や使い方を覚えておくことで、英語で話せることの幅はどんどん広がります。
ですが、実際に使いこなせるようになるには、やはり使ってみることが一番です。使ってこそ、初めてフレーズが自分のものになるからです。
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