「埋め合わせをさせて」
アーノルド・シュワルツェネッガー主演映画『ジングル・オール・ザ・ウェイ』(Jingle All the Way)より。
仕事で忙しいハワードは息子ジェイミーとの大切な約束を完全スルー。ジェイミーを悲しませたハワードがあやまるシーンより引用。
Howard:I’ve done something really stupid today, huh?
パパが悪かったよ。
Jamie:I don’t care.
どうでもいいし。
Howard:Oh,come on, Jamie. I hope this is not true because I really wanted
to be there. Look, believe me.そんなこと言うなよ。本当に行きたかったんだよ。本当さ、信じてくれ。
息子のジェイミーを心からがっかりさせてしまったハワード。必死で息子にあやまり、信頼を取り戻そうとしています。
Jamie:You always say that, and you never come anyways.
パパはいつもそういうけど、ぜったい来ない。
Howard:I’m really sorry. You think you can let me make it up to you?
パパのこと、許してくれ。つぐないをするよ。
Jamie:Like how?
どうやって?
Howard:Well, like letting me do something special just for you.
パパがお前のために、特別なことをしてあげるよ。
このフレーズに注目!
Let me make it up to you.
償い(埋め合わせ)をさせてくれ。
make it up to=(人、この場合はyou)に埋め合わせをする。
何かミスをしたときとか約束をスルーしてしまったときとか、「ごめん、埋め合わせするよ~」というときの謝罪で使います。
もちろん口だけで終わらせずに、埋め合わせはしっかり実行する必要がありますが。
このページの英語表現
true = 本当、真実
special = 特別な
映画『ジングル・オール・ザ・ウェイ』について
アーノルド・シュワルツェネッガー演じるマッチョな父親ハワード。
社長として社会的、経済的には成功していますが、そのツケとして家族がおろそかに。そのため、世界で一番大切な息子ジェイミーに対しても約束を果たすことができず。
ジェイミーの信頼をどうしても取り戻したいハワードは息子との約束を果たすためにあるアイテムを入手しようとガッツを見せます。
マッチョでタフガイのイメージが強いシュワルツネッガーが子煩悩な父を演じる、心暖まるコメディです。