「個人的なことなので」
オフィスで上司のGenzaburoと新人部下のMasuoが会話をしています。
Genzaburoは部下のプライベートにまで口をはさむ過去の遺産のような男で、新人部下のMasuoに業務の範疇を超えた質問をしています。
Genzaburo:Do you have a girl friend?
お前、彼女はいるのか?
Masuo:Excuse me?
え?
Genzaburo:I saw you with Kanako.
Kanakoと一緒にいたろ?
Masuo:It’s personal.
個人的なことなので。
Genzaburo:Come on. Tell me. Is she your girlfriend?
なぁ。話しちまえよ。彼女なのか?
Masuo:Please!
やめてください!
このフレーズに注目!
It’s personal.
個人的なことなので。
personal=個人的な、という意味の現代人には特に身近なワードです。
会話中、プライベートへの不適切な侵入をシャットダウンしたいときにおすすめの英語です。
世の中には公私混同し、公の場所にも関わらず、プライベートの情報を根掘り葉掘り聞こうとする人が一定の割合で存在しています。
しかし話す必要がないプライベートのことを公の場所で話す必要はありません。答えたくないことは、この英語でスルーすることができます。
ちなみに名作映画『ダイハード3』のラストで、ジェレミー・アイアンズ演じるテロリスト司令官がブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーン警部との戦いを挑むときにつぶやくこの名台詞は、超汎用性が高いおすすめのフレーズです。
I have something personal to finish.
決着をつけてやる。
(『ダイハード3』より)
このページの英語表現
I saw you with A.=Aといるところを見た。
ついでに覚えたい関連フレーズ3選
It’s personal.とあわせて覚えると英語力の幅が広がるおすすめフレーズです。「その話はしたくないです」という場面では、このような表現があります。
Let’s change the subject.=話題を変えましょう。
I don’t wanna talk about it.=その話はしたくありません。
I plead the Fifth.=黙秘権を講師します。