英会話 1日1フレーズ【No.54】では、相手に「これ以上気にしなくていいですよ」「もう対応しなくて大丈夫です」と伝える表現、”Never mind.”をご紹介します。
日常会話では、「大丈夫です」や「気にしないで」と伝えたい場面がよくあります。そんなときには、ぜひこのフレーズを使ってみましょう。
「なんでもない」と伝える
ManaとRikiが会話しています。Rikiはなにか、一人で考えているようです。ManaはRikiの様子を見て気になったようですが・・・。
Mana: What are you doing?
何してるの?
Riki: Nothing.
別に。
Mana: All right.
そう。
(しばらく沈黙が続く)
Riki: I was just thinking…
ちょっと考えてたんだ。
Mana: Thinking what?
何を?
Riki: Never mind.
なんでもないよ。
Mana: Hey, now I really want to know.
ちょっと、それ聞いたら余計に気になるんだけど。
Riki: …Okay. I was just thinking about what to have for dinner tonight.
……うん。今夜の晩ごはん、何にしようかなって。
Mana: Seriously? That’s it?
え、それだけ?
Riki: Yeah. It’s important, you know.
うん。大事でしょ。
英単語メモ
nothing=何も(ない)
think=考える
dinner=晩ごはん
このフレーズに注目!
Never mind.
気にしないで。
なんでもない。
覚えておくと、英会話でとても便利な表現です。たとえば、何かを言いかけてやめたときの「なんでもないよ」、相手が話に首をつっこんできたときの「気にしないで」など、いろいろな場面で使うことができます。
さらに、日本語の「ドンマイ」に近い意味で使うことも可能です。
ex)Never mind. Anybody can make a mistake.
気にしないで。誰にでも失敗はあるさ。
シンプルで使い勝手のよい表現です。覚えておいて損はありません。
発音記号
/ˈnɛvər maɪnd/(ネヴァー マインド)
ついでの覚えたい関連フレーズ3選
“Never mind.”とあわせて覚えておくと、英語での表現力がグッとアップするおすすめフレーズがこちらです。
「まぁ気にしないでください」「かまいませんよ」といった気遣いの気持ちを伝えるときに、ぜひ使ってみてください。
It’s fine.
大丈夫ですよ。
相手に「気にしなくていいよ」「問題ないよ」とやさしく伝えるフレーズです。
Forget it.
気にしないで。
「その話はもういいよ」「忘れて」という意味で、会話をやめたいときや話題を流したいときに使うフレーズです。
No worries.
心配しないで。
「気にしないでね」「大丈夫だよ」とフレンドリーに伝えるときのフレーズです。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.54】では、日常会話でも出番の多い表現、”Never mind.” を学びました。
「これ以上気にしなくていいですよ」「もう対応しなくて大丈夫です」といった場面で使える、「大丈夫です」「気にしないで」と伝えるための鉄板フレーズです。
シンプルながら使う頻度の高い表現なので、ぜひ覚えておきましょう。
どうしたら、自信を持って英語を話せるようになる?
今回のフレーズはいかがでしたか?一つひとつ英語のフレーズを覚えて実際に使ってみることで、「英語が話せた!」という実感を増やしていくことが大切です。
それと同時に欠かせないのが、英語力の底上げ。語彙力や文法をコツコツと積み重ねることは地味ですが、とても重要なポイントです。
ただし注意したいのは、がむしゃらに勉強するのではなく、「英語力が伸びる」正しい勉強法を取り入れることです。
では、どうすれば英語力が効果的に伸びるのでしょうか?その仕組みについて、こちらの記事で大切な知識をわかりやすく解説しています。
ぜひこの記事とあわせて読んで、あなたの英語学習に役立ててください。