英会話 1日1フレーズ【No.60】では、英会話でとてもよく使われる表現 “I got it.”をご紹介します。
このフレーズは、「わかったよ」と相手の言ったことや説明を聞いて理解したとき、または指示や頼みごとに「OK!」と返すときなど、さまざまな場面で使える非常に便利な表現です。
この記事で、”I got it.”の主な使い方をぜひマスターしましょう。
「分かった」と伝える
SunemiがTakashiの家に向かっています。SunemiがTakashiに電話をしています。
Sunemi: Hello?
こんにちは?
Takashi: Hey, what’s up?
おう、どうしたの?
Sunemi: I’m at Sunekawa Street now. How do I get to your house?
今、スネカワ通りにいるの。あなたの家にはどうやって行けばいい?
Takashi: OK, go straight along Sunekawa Street and turn left at the second traffic light.
いいかい、スネカワ通りをまっすぐ行って、2つ目の信号を左に曲がって。
Sunemi: Got it. And then?
わかった。それでその後は?
Takashi: After you turn left, go past a convenience store. My house is the third one on the right.
左に曲がったら、コンビニを通り過ぎて。右側の3軒目が僕の家だよ。
Sunemi: OK, I got it. Thanks!
うん、分かった。ありがとう!
Takashi: No problem. Call me if you get lost.
いいよ〜。迷ったらまた電話して。
Sunemi: Will do. See you soon!
そうするね。じゃあ、またあとで!
Takashi: See you!
またね!
英単語メモ
straight=まっすぐ
turn=曲がる
traffic light=信号(機)
このフレーズに注目!
I got it.
①分かった。
②いいよ。
③うん。
“I got it.”は、誰かに何かを説明してもらったときや、頼まれごとをされたときなどに使える、とても便利なフレーズです。
たとえば、道順を教えてもらったときに「わかったよ!」と答えたり、誰かに「これお願い」と言われて「いいよ!」と返事したりする場面で使えます。
“I understood.”も「分かったよ」という意味で使えますが、少しかたい言い方になります。日常会話では、“I got it.”のほうがカジュアルです。
ちなみに、もし相手の言っていることが理解できなかった場合は、こう言いましょう。
I don’t get it.
分かりません。
Sorry, I didn’t get that.
ごめん、今のちょっと分からなかった。
このように、“get”は「理解する」という意味でとてもよく使われます。覚えておくと便利です。
発音記号
/aɪ ɡɑːt ɪt/(アイ ガット イット)
ついでに覚えたい関連フレーズ3選
“I got it.”と一緒に覚えておくと、英語の表現力がさらにアップする便利なフレーズがこちらです。「分かりました」と英語で伝えたいとき、状況に応じて使い分けてみましょう。
All right.
分かった。
軽い返事として使われる、カジュアルな「OK」や「了解」を伝えるフレーズです。
I get the point.
話は分かった。
相手の言いたいことの要点や考え方を理解したときに使うフレーズです。
Certainly.
承知しました。
丁寧で礼儀正しく「分かりました」と伝えるフレーズです。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.60】では、さまざまな場面で使えるシンプルながら便利なフレーズ、”I got it.”を学びました。
このフレーズは英会話でとてもよく使われ、「わかったよ」と相手の言ったことや説明を聞いて理解したときや、指示や頼みごとに「OK!」と返すときなど、さまざまな場面で使うことができます。
この記事では、”I got it.”の主な使い方をご紹介しました。短いフレーズですが用途は多彩です。ぜひ覚えて、英会話で積極的に使ってみてください。
英語の「返し方」をもう少し学びたい方へ
今回のフレーズはいかがでしたか?
相手の話に反応を返すことは、コミュニケーションの基本であり、英会話の基本でもあります。
返し方にはいろいろなパターンがありますが、次の記事では初心者の方に向けて、英語の返し方の幅を広げるためのフレーズをご紹介しています。
主にあいづちが中心ですが、こうしたフレーズを覚えておくと、英会話で使えるチャンスが増えるかもしれません。
余裕がある方は、この記事とあわせて3つか4つ、フレーズをストックしてみてください。