「好きにしろ」
映画『2012』、エイドリアン・ヘルムズリー博士と、アメリカ合衆国大統領首席補佐官のカール・アンハイザーの会話より。
カールは年老いた母親を残し、「チョーミン計画」を遂行する・・・!
Adrian:I thought for sure they’d give you an extra ticket, sir.
チケットは届きましたか?
Carl:They did … I am confident that she would want to meet her maker on her own terms, okay ?
届いたさ。(中略)母は喜んで運命に従うさ。
Adrian:Yes, sir. Who are you bringing ?
分かりました。あなたの同伴者は?
Carl:Nobody. Who, my ex-wife ? Last thing she said to me she never wanted to see me again. So be it.
いない。分かれた妻は2度とオレに会いたくないと言った。好きにすればいいさ。
このフレーズに注目!
So be it.
①それならそれでいい。
②好きにしろ。
「それならそれでいい」というような、諦観を表現する英語です。
この英語をつぶやく背景には、「もうどうでもいいし」的な気持ちが隠されているのかもしれません。
このページの英語表現
I am confident that ~ = ~について確信している
ex-wife = 前の妻(分かれた妻)
ついでに覚えたい関連フレーズ3選
ちなみに、So be it.と相性がいい英語に次のようなものがあります。一緒に覚えておくと英語力の幅が広がります。
・Good grief!=やれやれ。
・Just do whatever you want to do.=勝手にしてくれ。
・Have it your way. =お好きにどうぞ。
あわせて覚えておくと、表現の幅が広がります。
映画『2012』について
人類滅亡をテーマに描いたファンタスティックパニック映画。
2009年、インドで2012年に地球が滅亡するかもしれないサインが発覚。そして世界のトップリーダーたちは密かに生き残るための計画を準備。そして2012年、いよいよそのときが・・・。
地球の滅亡と、それにともなう「選別」のテーマはディベートの材料にぴったり。
SF映画としてハラハラドキドキできるだけでなく「私はこう思います、なぜなら」を勉強する材料にぴったり。英語の勉強の息抜きにどうぞ。