英会話 1日1フレーズ【No.3】では、シンプルでよく使われるフレーズ”Here we are.”を学びます。
いくつか使い方がありますが、今回は「あ、ここだ」というときに使う方法を、YutakaとMinakoの会話を通じて見ていきましょう。
「あった!」を英語で言う方法
YutakaとMinakoが長野までドライブに出かけています。車内での2人の会話です。
Minako:Where are we going?
どこに行くの?
Yutaka:Nagano.
長野さ。
Minako:Do you have a map?
地図ある?
Yutaka:Yeah. I bought one last night. Well… here we are.
あるよ。昨日買ったんだ。えっと…よし、あった。
Minako:Let me see. We’re here now. It’ll take about 30 minutes to get to Nagano.
見せて。今はここね。長野まではあと30分くらいかな。
英単語メモ
map=地図
bought(buyの過去形)=買った
take=(時間が)かかる
このフレーズに注目!
Here we are.
この表現には、主に次のような意味があります。
①「(探していたものが)ここにあります」
何かを探していて、それを見つけたときに使います。
例)見つけた地図を広げながら
→ Here we are.
あった、ここだ。
②「(目的地に)着きました」
移動の後、目的地に到着したときにもよく使われます。
「さあ、着いたよ」「ここだね」というような、ほっとしたニュアンスがあります。
例)車で到着して
→ Here we are!
着いたね!
今回の会話では①の意味で使われていましたが、どちらかというと日常会話では②の「目的地に着いたとき」の使い方の方がよく登場します。
発音記号
/hɪr wi ɑr/ (ヒア・ウィー・アー)
ついでに覚えたい関連フレーズ2選
“Here we are.”と合わせて覚えおきたいフレーズをご紹介します。
Here you are.
「はい、どうぞ。」
何かを相手に渡すときに使う定番のフレーズです。
例:
A:Can I see the menu?(メニュー見せてもらえる?)
B:Sure! Here you are.(はい、どうぞ)
「Here we are.」とは似ていますが、相手に渡すときは「you」になるのがポイントです。
Here we go.
「さあ、行こう!」/「よし、始めよう!」
これから何かを始めるとき、気合いを入れるときに使うカジュアルな表現です。
例:OK, here we go! Let’s hit the road!
よし、出発だ!行こう!
これから何かを始めるとき、勢いをつけるときに使います。テンションを上げたいとき、ちょっとした合図としてもGood。
覚えておきたい!英語の基本構文
It takes + 時間 + to 動詞の原形(もとの形)
「〜するのに◯◯時間かかる」
英会話でも文章でもよく使われる、とても大事な表現です。時間の話をするときは、この形をそのまま覚えておくと便利!
例文:
It will take about 30 minutes to get to Nagano.
→ 長野に着くまでに約30分かかります。
ポイント
・It takes:時間が「かかる」と言いたいときの定番フレーズ
・about 30 minutes:およそ30分
・to get to Nagano:「長野に到達する」=「長野まで行く」
「Naganoに到達するのに30分かかる」→「長野まで30分くらいかかる」という自然な日本語訳になります。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.3】では”Here we are.”というフレーズを学びました。到着を伝えるときや、何かを見つけたときに使える便利な表現です。
あわせて、「Here you are.(はい、どうぞ)」「Here we go.(さあ、行こう)」のような似た表現も紹介しました。こうしたフレーズはセットで覚えると、会話の幅がぐんと広がります。
さらに、「It takes ~ to ~(〜するのに◯◯かかる)」の基本構文も一緒にマスターしておくと、時間に関する表現がとてもスムーズになります。
英会話は一日一フレーズ、少しずつでOK。英語はコツコツ続けるのが上達の近道です。
覚えたフレーズを使ってみよう!
フレーズを覚えたら、実際に使ってみることが大切です。オンライン英会話なら、自宅でリラックスしながら英語を話すことができます。
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