
英会話 1日1フレーズ【No.106】では、相手を安心させたり励ましたりするときにぴったりの表現、”It’s all in your head.”をご紹介します。
「大丈夫だよ」「考えすぎないで」と伝えたいときに、ぜひこのフレーズを使ってみてください。
「気のせいだよ」と伝える
20代OLのMarinaとNinaが女子会しています。Marinaは心配事があるのか、どこか機嫌が悪そうです。
Nina:You look like a disaster. What happened?
あんた、ひどい顔してるわよ。どうしたの?
Marina:He gives me the cold shoulder. He has changed recently.
彼が冷たいの。最近変わっちゃったの。
Nina:It’s all in your head.
気のせいよ。
Marina:No! There is something wrong with him. He cheated on me.
違うの! 何かおかしいわ。あの野郎、浮気したのよ。
Nina:How do you know?
どうして分かるの?
Marina:Woman’s intuition!
女のカンよ!
英単語メモ
disaster=ひどい状態、災難
shoulder=肩(※会話では the cold shoulder で「冷たい態度」という意味になりますが、基本の単語として「肩」を覚えます)
cheat=浮気する、ごまかす、だます
このフレーズに注目!
It’s all in your head.
気のせいだよ。
“It’s all in your mind.”と言ってもOKです。
この表現は、相手が「きっと○○に違いない!」と悪い方向に思い込んでしまっているときに使います。
つまり、「考えすぎだよ」「心配しすぎだよ」 というニュアンスです。
たとえば、
「絶対嫌われたに違いない・・・」
「最近急に冷たくなった気がする・・・」
といった 過剰な不安に囚われている相手に、「それは気のせいだよ」とやんわり伝えるイメージです。
使う場面には注意が必要!
“It’s all in your head.”は「大丈夫だよ」「考えすぎないで」を伝える便利な表現ですが、英語はあくまでコミュニケーション。相手の気持ちに寄り添うほうが安心感につながる場合もあります。
たとえば、相手が本気で悩んでいるときに、すぐ “It’s all in your head.”(気のせいでしょ)と言ってしまうと、気持ちを否定されたように感じさせてしまうこともあるでしょう。
まずは「そうなんだ」「心配になるよね」と共感してから、このフレーズを使うほうが、より適切なコミュニケーションになります。
その必要がない限り、むやみに「気のせいだよ」と指摘する必要はありません。
発音記号
/ ɪts ɔːl ɪn jɔːr hɛd /(イッツ オール イン ヨア ヘッド)
ついでに覚えたい関連フレーズ3選
“It’s all in your head.”とあわせて、「あなたは勘違いしていますよ」というニュアンスを伝えるときに使える英語表現を紹介します。
これらも覚えておくと、より幅広く気持ちを伝えられるようになります。
You’ve got it wrong.
あなたは勘違いしていますね。
相手が事実とは違うことを思い込んでいるときに使う、シンプルな表現です。
You’re taking it wrong.
あなたは間違って理解していいます→勘違いしていますね。
誤解によるすれ違いを指摘する表現です。こちらの発言や意図を誤って理解されたときなどに。
Don’t get the wrong idea.
誤解しないでください。
相手が話の流れから間違った印象を持ちそうなとき、その予防のために使う表現です。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.106】では、「大丈夫だよ」「考えすぎないで」と伝えたいときにぴったりの表現、”It’s all in your head.”を学びました。
使い方には注意が必要ですが、状況によってはこのフレーズが最も自然で優しい選択になることもあります。
相手を安心させたり、そっと励ましたりしたいときの表現として、ぜひあなたの英会話フレーズの一つに加えてください。
英語学習の効果をブーストする豆知識
今回のフレーズはいかがでしたか?
英語はコミュニケーションのツールです。TPOを理解し、状況に合った表現を選べる力は、語彙や文法の知識を増やす以上に大切です。
ですが、こういった使い方の感覚は、机に向かって英語を「勉強」しているだけでは、なかなか身につきません。
そこで意識したいのが、英語を学ぶための環境づくりです。「孟母三遷」という言葉があるように、環境は私たちの成長に大きな影響を与えます。
英語学習でも、目的に合った環境を整えることが上達の近道です。下記の記事では、その“環境の力”について詳しく解説しています。
ぜひ、あなたの英語学習に役立ててください。

