Beware of ~. – 英会話 1日1フレーズ【No.103】

愛らしい柴犬

英会話 1日1フレーズ【No.103】では、注意喚起を促す定番表現 “Beware of ~.” をご紹介します。

「~に用心しろ」という場面にぴったりのフレーズです。ぜひこの記事で意味と使い方を覚えて、あなたの英会話フレーズの一つに加えてみてください。

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「〜に注意」と伝える

HanaとGontaが散歩しています。その途中、とある家の前で可愛らしい表情をした柴犬を見つけました。

Hana: Hey, look at that dog. She’s really lovely.

ねぇ、あの犬見てよ。あの子、本当に可愛いわ。

Gonta: Yeah, but wait. What? “Beware of the dog”?

そうだね、でもちょっと待て。えっ、「猛犬注意」って書いてあるぞ?

Hana: Come on, you must be joking. She looks really sweet. Don’t be scared.

ちょっと、冗談でしょ。あの子すごくいい子そうじゃない。怖がらないでよ。

Gonta: Well… sweet dogs can bite too, you know. Maybe she’s a ninja dog.

いや…かわいい犬も噛むかもしれないだろ。もしかしたら忍者犬かも。

Hana: A ninja dog? Really? She looks like she can’t even jump.

忍者犬って……ほんとに?あの子、ジャンプすらしなさそうだけど。

Gonta: Still, don’t touch her. Just in case.

それでも触るのはやめとこう。念のためね。

Hana: Okay, okay. I won’t touch her. But look—she’s wagging her tail at you!

はいはい、触らないわよ。でも見てよ。あなたにしっぽ振ってるじゃない!

Gonta: No, no, that’s not a friendly wag. That’s… um… a warning wag.

いやいや、あれは友好的なしっぽじゃない。えっと…警告のしっぽ振りだよ。

Hana: You’re such a coward.

あなたってほんとビビりね。

Gonta: Not a coward. Just… safety first!

ビビりじゃないよ。ただ…安全第一なんだ!

英単語メモ

lovely=かわいい、愛らしい、素敵な

scared=怖がって、おびえて

coward=臆病者、ひきょう者

このフレーズに注目!

Beware of ~.

~に注意。

警告 や 注意喚起 をするときに使う、とてもシンプルで便利な英語表現です。

海外でこのフレーズを見かけたら、書いてあることに素直に従うのがベストです。理由は簡単で、危険を避けるためのサインだからです。

例)Beware of the pickpockets.=「スリにご用心。」

“pickpocket”は「スリをする人」という意味です。”Beware of ~”の後ろには 人でも物でもOK。注意すべき対象をそのまま入れるだけなので、初心者にも使いやすい表現です。

海外では注意が必要!

海外の観光地には、スリが多い場所があります。特にヨーロッパ(フランス、スペイン、イタリアなど)の都市部では、「日本と同じ感覚」で油断していると一瞬でスられる こともあります(実体験あり)。

そのため、“Beware of the pickpockets.”というサインを見たら、本当に気をつけたほうがいいです。

発音記号

/bɪˈwɛər əv/(ビウェア アヴ)

ついでに覚えたい関連フレーズ4選

Beware of ~.とあわせて覚えおきたい、注意を促すおすすめの英語表現をご紹介します。日常会話や旅行先でもよく使われるので、覚えておくと便利です。

Be careful.

注意して。

相手に注意を促すときに使う基本的な表現です。

Take care.

気をつけてね。

別れ際のあいさつとしてよく使う表現です。

Watch out!

気をつけろ!

急に危険が迫っているときの強い警告の表現です。

Keep an eye on A.

Aに気をつけて。

目を離さないで=注意しなさいよ、と伝える表現です。

最後に

英会話 1日1フレーズ【No.101】では、「用心してね」と注意喚起を促す定番表現 “Beware of ~.”を学びました。

日常生活でも旅行先でも、「ちょっと気をつけたほうがいい」という場面は意外と多くあります。危険を避けるのはもちろん、相手に優しく注意を促したいときにも使える便利なフレーズです。

また、”Beware of ~.”は看板や掲示にもよく使われるので、海外で街を歩いているときに見かけることもあります。意味を知っているだけで、突然のトラブルを防げることもあります。

「注意する」だけでなく、「注意できるように備える」ことも、立派な英語力の一つです。「転ばぬ先の杖」として、覚えた表現をあなたの英会話の引き出しに加えてみてください。

英語を再度学び直している方へ

今回のフレーズはいかがでしたか?

“Beware of ~.”のように、日常英会話で使う機会が多い実用的なフレーズを覚えていくことは、英会話を身につける上でとても大切です。

しかし、それと同時に 基礎的な英語力 も欠かせません。英語を話せるようになるためには、フレーズをただ暗記するだけでなく、その土台となる文法や語彙力をしっかり身につけることが重要です。

基礎が固まっていれば、覚えたフレーズを自然に使えるようになり、学習の効果も格段に高まります。そこで、英語を学び直している方におすすめの記事をご紹介します。

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