On what grounds?
根拠は?
Why?を明らかにする大切さ
人の言うことを素直に聞く。
素直さを持つことは、人としての素晴らしい美徳かもしれない。しかし人生では、その素直さが原因で痛い目に遭うことも少ない。
この意味で、素直なのも考えよう。
人の言うことをなんでも素直に聞くよりも、むしろ「こいつは生意気だ」と思われてもいいので、自分で考え自分で判断することが大切である。
なぜなら世の中にはウソが溢れている。自分の利益のために、平気で人をだまそうとする輩も存在する。だから真実を知るためには、ウソをウソと見抜く思考力が必要である。
もちろん、何でもかんでも疑うのは良くないことかもしれない。
しかし、人から聞いた話をうのみにせずに、自分の頭で考え、「この人がこんなことを言う理由、根拠は何だろう?」と冷静に考える思考を放棄してはいけない。
表立って、「なぜあなたはそのようなことを言うのですか?根拠はなにですか?」と発言する必要はない。それは日本社会では無粋である。
そのかわりこっそりと、自分で考えればいい。このクセがつけば最強だ。誰が誠実で、誰がウソつきなのか、その判断ができるようになるのだから。
元ネタ
ディベートで役立つ英語のフレーズより。根拠を求めることはディベートといった会話形態においてはとても大切なことです。
なぜなら自分の意見が一体どんな根拠をもとに語られているのか?いわばその「正しさ」を証明するものこそが根拠だからです。
いくら良いことを言っていても、それが本当なのか?どんな根拠をもとにそれが語られているか?敵は鋭くついてきます。
だからこそ「私の主張する話の根拠はこれです」と明快に宣言できることは、あなたの主張を広げていく強い武器になるでしょう。