英文読解のシンプルかつ重要なコツ。それは、英文の内容の大筋を理解すること。
内容が分かれば、リーディングもスムーズになります。
「英語をもっとスラスラ理解したい!」
という初心者の方は、ぜひこのポイントを意識してみてください。
まず「何の話か?」を意識する
リーディングの一番のポイントは、文章を内容の大まかな理解です。これは、英検やTOEIC、TOEFLなど、あらゆる英語試験で共通するポイント。
何の話なのか。文章を書いた人は何の情報を伝えているのかを把握します。
極端な話、英文を読んで何の話をしているのかが理解でき、それぞれの段落の内容が分かれば、十分にリーディングできたと言えます。
なぜなら、読むということは、書いている人の考えを理解するコミュニケーションだからです。
知らない英単語は「スルー」してOK
次に大切なのが良い意味でのスルー力です。具体的には、分からない英単語は気にせずスルーしていきます。
結局、いくら英語を勉強しても、必ずといってよいほど、見知らぬ単語に出くわします。
特にTOEICのリーディングテストなど、いくら英単語を覚えたところで、知らない単語を目にするのが当然の状況です。
ここで「見たことがない英単語だ!」と焦ってしまうと、正しく英文を読めなくなってしまいます。なので、分からない英単語は素直に割り切ってスルーしましょう。
別に、単語の1つや2つ分からなくても、話の流れさえ分かっていれば、読み飛ばしても、なんらリーディングに支障はありません。
話の流れだけはしっかり理解できれば大丈夫です。
分からない英単語に動揺してペースが狂ってしまうのは英語が苦手な初心者によくあるパターンで、どうしても知らない単語が気になり、全体の話の流れを見落としがちです。
特に、リーディングに慣れていない場合は、まず話の大まかな内容を理解することを意識しましょう。その後で、意味を確認すればよいでしょう。
大意をこれでチェック
リーディングは内容の大意把握が大切です。
大まかに、何が書いてあるのか?作者の意見は何か?チェックポイントがあります。初心者はまず、この点を意識しましょう。
リーディングの読み方・内容をつかむコツは下記の通りです。「リーディングが苦手!」という方は、下記の流れを参考に、読んでみて下さい。
リーディング フローチャート
STEP1:「何の話か?」を確認する
→歴史?教育?何の分野の英文なのかを理解する
↓
STEP2:各段落の内容を「大まか」に理解する
起承転結を確認。分からない英単語はスルーしてOK。
↓
STEP3:結論を理解する
「結局何を伝えたいのか?」を考える!
まとめ
以上、超初心者の方向けに、英語を読むときに意識したい3つのポイントについてご紹介しました。
英文を読むことは慣れが大きいのですが、よくあるミスさえしなければ、ある程度はなんとかなります。
そのために大切なのがこのページでご紹介している3つのポイントです。
英文のテーマを理解して、分からない英単語は気にせずスルー。大意を理解することに意識を集中する。この作業に熟達すれば、自然と細かいところまで、理解できるようになります。
すなわちまずは大雑把でOK。大雑把でも英文の内容が分かれば、やがて細かい部分も理解できるようになります。
「英語を読むのが苦手!」
という初心者の方は、ぜひ意識してみてください。