英文を段落ごとに理解、分けて読めば理解も簡単!
「英語を読むのが苦手・・・」
という方は、この考え方を参考にしてみてください。
パラグラフをつかむ
パラグラフとは、段落のことです。リーディングでは、読む文章の大意を理解するとともに、各パラグラフの内容を把握することが大切です。
通常、各パラグラフにはそれぞれポイントがあります。リーディングをするときはいつでも、「この段落で何が一番大切なのか?」という点を意識しましょう。
また、英検やTOEIC、TOEFLなど、英語試験では、各パラグラフの内容把握問題が出題されます。それぞれの段落で、
・何の話か?
・何を伝えようとしているのか?
を意識することで、大切なポイントが見えてきます。
リーディングをする場合、まずはかんたんに、パラグラフを自分なりにまとめる練習をするとよいでしょう。
流れをつかむ
ところで、長文を読むと、必ずと言ってよいほど、パラグラフとパラグラフの間にbut などの単語が出てきます。
こういう場合、文章前の文章を否定する内容が続きます。こうした否定の後の文章が、結構大切なケースがあります。
例えば、次の文章を読んでみましょう。
この場合、「日本人の英語力は、世間で言われているほど悪くない」という考え方をもっていると読むことができます。
このように、But などの単語が出てきた場合、話の流れが動いています。
前置きが終わって本題に入るというパターンです。特に、パラグラフごとの最初の単語は、特に注意して読みましょう。
パラグラフ理解度を高めるレッスン
各段落の内容を理解する方法として、次のレッスンがおすすめです。
1つのパラグラフを読み終えたら、自分の言葉でまとめる練習をします。だいたい、30語程度にまとめます。つまり、「この段落の内容を30字でまとめよ」というものです。
30字でなくともかまいませんが、大切なことはその段落でどのようなことが書いてあるのかを、自分なりに把握すること。
内容を大まかでも理解していれば、読み返すときもすぐにどこを読めばよいかが分かります。
初心者の方の場合、リーディングをするとき、各段落の内容をまとめることで、スムーズに読みすすめていけると思います。
参考にしてみてください。