英語の音読をするときに意識したい3つのポイント

ポイントを整理中。

英会話のトレーニングとして効果的な英文の音読。

スピーキングの練習法はいろいろありますが、音読は一人ででき、時間と場所を選びません。基本的な練習法は『英会話・ぜったい・音読』という有名な本の通り真似すればよいと思います。

ここでは、私が音読を実践していて、気がついたこと、英文を上手に音読し、効果的にトレーニングできる3つのコツをご紹介しています。音読トレーニングを実践中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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最初はゆっくり読む

初めて音読する英文は、特に意識して、1つ1つの英単語を、ゆっくり&はっきりと音読。焦らず、丁寧に、じっくりと英語を音読していくことが大切です。

何度も読んで音読がスラスラいくようになったら、今度は逆にスピードをアップ、できるだけ速く英文を読んでいきます。途中、何度か詰まるポイントがあると思うので、そこを鉛筆でチェックを入れておきます。

音読のスピードですが、理想はCNNのキャスターが話しているくらいのペースでしょうか。これくらいスラスラ英文が読めれば十分だと思います。

CD付きのテキストを使って音読をするなら、先にCDで英語を聞き、発音やイントネーションを確認しておきます。

繰り返す

ゆっくり英文を読んで、内容が理解できたら、今度は重ねがけの作業です。一度音読しただけでは、正直あまり意味はありません。

音読の効果が実感できるかできないかは、いかに重ねがけで繰り返し練習したかが決め手となります。

「1ページの音読につき10回繰り返す!」

これくらいやれれば理想的ですが、多分飽きてくると思います。そこで、1ページの音読作業を「1日3回×3日」というように日を分けて、同じ英文を何度も音読します。

この方法は私が実践している方法で、難しい英文でも、比較的スムーズに覚えることができました。

英語達人読本』という教材で音読していたときのことです。この教材は文学で英語を音読できる教材なのですが、表現が難しくて、スムーズに英文を読むことができませんでした。当然暗唱することもできません。

そこで、1日にガンガンページを進めるのをやめて、1ページずつ、じっくり何日にも分けて、音読するようにしました。

1つのテーマにつき1日3回の音読を続けていたところ、自然に英文を暗唱している自分に気がつきました。このとき、繰り返し音読することのスゴさを知りました。

大きな声で音読する

声の大きさは意外に重要なファクターです。

声を出すことで脳への刺激となり、五感で英語を吸収することができます。単語が記憶に残りやすくなるので、更に音読効果がアップします。怒鳴るような声を出す必要はありません。1つ1つの英単語をハッキリと声に出して読むイメージです。

最初は意識して大きな声で音読して、英文をハッキリしっかり読んでいきましょう。大きな声で音読することはシンプルですが、とても大切なことです。自分の体に英語の音をなじませるイメージで、一音一音、ハッキリと発音していきましょう。

初心者の方に

市販のテキストだけでなく、英会話教材も音読の素材としておすすめです。

とくに、初心者を対象とした分かりやすい英会話教材は、

1.日常で使う頻出フレーズを覚えられる。

2.簡単なので音読がやりやすい。

というメリットがあります。

英会話教材にはCDだけでなくテキストも付属しているのが一般的です。

そのため英語が苦手な方。簡単なレベルから音読の練習を始めたい方は、英会話教材を聴くだけでなくそのテキストを音読。フレーズがパッと口から出てくるくらいまで練習すると効果的です。

最後に

以上、私が音読を実践して気づいたポイントをご紹介しました。

英語を声に出して読む。たったそれだけのことですが、これを続けることは英語力を高めていく上で、とても大切な効果があると感じています。

英語を話せるようになるためにはインプットだけでなくアウトプットが大切で、音読はまさにアウトプット。自分自身で英語を正確に発音できる。英会話で思ったことを自然に話すことができる。そのためのトレーニングとしておすすめです。

音読は英語のテキストがあれば今すぐできます。市販のテキストや英会話教材を購入したときはぜひ、普段の練習に音読を取り入れてみてください。参考になれば幸いです。

この記事のポイントまとめ

①最初は丁寧に、それからサクサクやる

②繰り返し練習が重要!

③英語を読むときはハッキリ大きな声で

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