「つまり?」
マイケル・ダグラス主演の社会派映画『ウォール・ストリート』(2010年、アメリカ)から。
証券マン(スキンヘッドの人)が投資対象についてのプレゼンテーションを行っているシーンからの引用です。
こちらでは非常に論理的に自分の主張を説明する英語を学ぶことができます。
Skinhead:The stock’s trading roughly 31% off the 52-week high and it’s part owned and founded by none other than, guess who.Churchill Schwartz.
過去1年の最高値より31%も下落していて、この開発に参加しているのはチャーチル・シュワルツ社だ。
Skinhead:So we know they won’t let anything too bad happen here. My suggestion is that we get aggressive. Agreed?
連中は損するようなことはしない。わが社も積極的にいこう。賛成か?
Jake:We all agree? What do you think? I don’t agree. Maybe it’s just me. Equatorial Guinea’s a pretty tough dictatorship. This guy’s already nationalized the gold and diamond mines.
みんな賛成?どう思う?俺は反対だ。赤道ギニアはかなりの独裁政権だ。金やダイヤ鉱だって国有化されてる。
Skinhead:So what’s your point?
つまり?(=何が言いたい?)
このフレーズに注目!
What’s your point?
要点は?
つまり?⇒何が言いたいの?
相手の話が分からなかったり、回りくどくて「ともかく要点だけ言ってくれ」というときに。ディスカッションやプレゼンテーション時に使えるフレーズです。
ちなみに、人から「What’s your point?」とツッコまれたときは、話を整理して「My point is that ~ . (つまり~です。)」と言うと分かりやすいかも。
意見を聞かれたら、きちんと根拠を示した上で、自分の考えを鮮明に表明することが大切です。
このページの英語表現
My suggestion is that ~. = 私が提案したいことは~だ。
What do you think? = 君はどう思う?
dictatorship = 独裁政治、独裁体制
映画『ウォール・ストリート』について
投資の世界を描く本格的な社会派映画こちら。
使われている英語は日常英会話のみならず、仕事でも役に立つ非常に論理的な英語が登場。人を説得するとき。自分の意見を述べるとき。
どのような英語を使えば説得力があるのか。人に納得してもらうことができるのか。
このページではごく一部しか引用していませんが、映画を観ればその点が、とても勉強になります。
特に、ビジネス英語を学びたい方はぜひ、この映画を英語字幕でチェックしてみてください。