
英会話 1日1フレーズ【No.87】では、人を招いたときや、相手にくつろいでほしいときによく使う表現、”Make yourself comfortable.”をご紹介します。
このフレーズを使うことで、「リラックスしてください」「楽にしてください」といった気持ちを伝えることができます。ぜひ意味と使い方を覚えて、あなたの英会話フレーズの一つに加えてみてください。
「くつろいでください」と伝える
John が先日知り合ったビジネスマン、Smith の家を訪ねます。
Smith: Good to see you!
ようこそ!
John: Thank you for inviting me.
招待してくれてありがとうございます。
Smith: You’re welcome. Please, make yourself comfortable.
どういたしまして。どうぞ楽にしてください。
John: Thank you. You have a nice house.
ありがとう。すてきなお宅ですね。
Smith: Thank you very much. Would you like some tea or coffee?
ありがとう。お茶とコーヒー、どちらがいいですか?
John: Coffee, please.
コーヒーをお願いします。
Smith: Sure. Do you take milk or sugar?
もちろん。ミルクや砂糖は入れますか?
John: Just black, please.
ブラックでお願いします。
Smith: Got it. I’ll be right back. Please, relax.
わかりました。すぐ戻ります。どうぞゆっくりしていてください。
John: Thanks.
ありがとう。
英単語メモ
invite=招待する
comfortable=快適な、楽な
relax=くつろぐ、リラックスする
このフレーズに注目!
Make yourself comfortable.
①くつろいでください。
②楽にしてください。
comfortable(コンフォータブル) は「快適な」「くつろいだ」「楽な」という意味です。
直訳すると「自分を快適にしてね」ですが、実際の意味は「どうぞリラックスしてください」「気楽にしてください」という、相手を思いやる言葉になります。
・家に友人やお客様が来たとき
・職場にビジネスパートナーを迎えたとき
・ミーティングや待合室などで相手に安心してほしいとき
といった場面で、”Hi, please make yourself comfortable.”と一言伝えることで、「あなたを歓迎しています」「リラックスしていいですよ」というポジティブな気持ちを自然に伝えることができます。
似た表現もあります
Please make yourself at home.
どうぞご自宅のようにくつろいでください。
こちらも”Make yourself comfortable.”とあわせて、とてもよく使われる表現です。少しカジュアルなので、親しい関係の相手にもぴったりです。
発音記号
/ meɪk jɔːˈself ˈkʌmf(ə)təbl /(メイク ユアセルフ カムフォータブル)
文法ポイント:make + 人 + 形容詞
「make+人+形容詞」には、「人を〜の状態にする」「人を〜な気持ちにさせる」という意味があります。
つまり、”make”が「変化を起こす動詞」として使われています。「誰かを(ある感情・状態に)させる」というイメージです。
例文でチェック!
He makes her happy.
彼は彼女を幸せにする。
「彼の行動が彼女を“happy(幸せな)状態”にする」ということ。
She made him sad.
彼女は彼を悲しませた。
「made」は “make”の過去形です。つまり「彼女が彼を悲しい状態にした」。
This movie made me cry.
この映画は私を泣かせた(=泣いてしまった)。
You always make me smile.
あなたはいつも私を笑顔にしてくれる。
The news made everyone angry.
そのニュースはみんなを怒らせた。
まとめ
・make + 人 + 形容詞 = 「人を〜な状態・気持ちにさせる」
・「make」は原因(何かを起こす)を表す動詞。
感情・状態の形容詞(happy, sad, angry, tired, excited など)と組み合わせると、英会話で「気持ちを伝える」表現がぐっと広がります。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.87】では、「リラックスしてください」「楽にしてください」という気持ちを伝える表現、”Make yourself comfortable.”を学びました。
このフレーズは、人を自宅や職場に招いたとき、または相手に安心してくつろいでほしいときに使える便利な表現です。この記事の内容を覚えて、ぜひあなたの英会話でも活用してみてください。
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