日本にたくさんの外国人が訪れるようになりました。
街を歩いていると外国の人から声をかけられることもしばしば。たいていは道案内ですが、気後れせずカタコトの日本語でどんどん話しかけてきます。
「(地図を指して)どう いく?」
「○○(地名)ハ ナンジカン デスカ?」
という感じで、コミュニケーションに積極的。
文法的にはおかしいですが、意味は十分通じます。彼らは文法は気にせず、ともかく気軽に日本語で声をかけてきます。
この姿勢は私たち日本人英語学習者にとって、勉強になる話です。なぜかというと、結局英語は話さないと身につかないからです。
なぜあの人は英語ペラペラになったのか?
英語圏留学経験者から聞いた話なのですが、現地へ行ってすぐに英語が使えるようになる人にはある特徴があるそうです。それは、現地の人と積極的に関わること。
語学力に気後れせず、カタコトでもともかく現地の人と会話をしようとする人、会話の輪の中に入っていく人が、すぐに英語を習得するようです。
逆に、ヘンに遠慮して話さなかったり、文法や語学力を気にしている人は、いつまでたっても英語が上達しないそうです。この話を聞いたときは、「なるほどなぁ」と納得してしまいました。
英語が比較的速く身につく人は、ミスを恐れないで、ともかくアウトプットしていくので、それだけ上達がスピーディーなのかもしれません。
関連記事
英語を話す。だから身につく!
英会話は使ってなんぼ。
机で文法を暗記していても、やはり英語は話せるようになりません。英語を話す機会は自分で意識して作る必要があります。外国からの観光者が多い街なら、気軽に外国の人に声をかけていくのもよいでしょう。困っている様子の人なら、喜ばれると思います。
私も外国へ行って迷子になったときがあって、そこで現地の人に声をかけられて助けられたことがあります。なので、街で見かけた外国人旅行者(地図を広げてウロウロしている人)が困っている様子だったら、気軽に声をかけることにしています。
一度目は日本語で、それで通じなかったら英語で”May I help you?”と声をかけます。たまに不審がられることもありますが、たいていはコミュニケーションにつながります。このような小さな喜びが、案外外国語を習得する近道になります。
まとめ
大切なのは英語を話すこと。
文法ミスとか気にせずに、まずは気軽に英語を話していく。そんな積極性こそが、英語がペラペラ話せるようになる人の特徴です。
海外の人が「正しい」日本語とか気にせずに、「わたし ニホンゴ はなせまーす」とフランクに日本語を話すように。”I speak English.”のマインドで、 気軽に英語を話していくことが大切です。
別に文法をミスってもノー・プロブレム。失敗して正しい表現を覚えていけばOK。正しいとか正しくないとか、上手とか下手だとか、そういうことは気にせず、まず英語を気楽に話していく。そんな積極性を持つことです。
最後に
以上、英語がすぐに上達する人の特徴についてご紹介しました。
英語は使ってこそのもの。なぜなら英語はツールだからです。必要以上に難しいと思うことなく、使える範囲で使えるだけともかく使ってみることが大切です。
英語ができるイコール特別なことではありません。英語は話せることが英語を学ぶ目的ではなく、英語を使って何かをすることが重要だからです。
すぐに英語を話せるようになるために、英語を特別視する必要はありません。道具なのですから、まずは気軽に気負わずに、使ってみましょう。