最近、『106歳を越えて、私がいま伝えたいこと』(昇地三郎著)という面白い本を読みました。100歳(!)を越えて世界中に講演に出かけるスーパーな方が書かれた本です。
そのなかで、「語学学習は最高の健康法」(P66)という項目があり、読んでいてとても勉強になったので、ここでその内容を紹介させていただきます。
大切なのは「気持ち」
著者の昇地三郎さんは、終戦後に米兵相手に英語を習得。
その後も95歳で中国語、100歳でロシア語、101歳でポルトガル語、102歳でフランス語を勉強、貪欲に語学を勉強されています。
英語は「ある年齢を過ぎると語学が上達しなくなるから、学ぶのは早ければ早いほどいい」というイメージがあります。しかし、昇地さんは言います。
いまから語学を始めるとしても、決して遅いなんてことはありません。どんな国の言葉でもいいので、とにかく気軽に単語の1つを覚えることから始めてみてください
P68より
ネイティブと完全に同じレベル(発音、発想など)を習得するには、確かに遅い年齢からでは難しくなるのかもしれません。
しかしコミュニケーションを成立させるための語学力は、何歳からでも身につけられると思います。そもそも私たちはネイティブのようになる必要もありません。
結局、大切なのは学ぼうとする姿勢ではないでしょうか。
最後に
多分、人は「自分がここまでだ」と思ったところまで行けるのだと思います。でも、自分の限界だと思うことは実はそうでないのかもしれません。
限界は「自分が意識している範囲」であって、それを超えられる力が、私達に備わっているのかもしれません。
『106歳を越えて、私がいま伝えたいこと』を読んでいると、人は何歳からでも学ぶことができることが分かります。
もしかすると、人間の能力には予想もできないような可能性と柔軟性があるのかもしれません。私もどんどんいろんなことに挑戦していきたいなと思いました。
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