先日、とある英語のサークルに見学に行ってきました。
このサークルは、英語に興味を持つ年齢様々、職業様々な人達が集まって、一緒に英語を勉強していく、そんな集まりです。
そこで、こんなシニアの方がいました。その方は年齢70歳。会社を退職してやることがなかったので、「学生時代に好きだった英語をやり直そう」と思って英語を始めたそうです。
ただ自分一人で勉強してもやる気が続かないように思えたので、英会話スクールに入学。それだけでなく英語のサークルにも顔を出して、英語を頑張っているそうです。
その方とはいろいろ英会話をしたのですが、「やっぱりやる気ってすごいなぁ」と思いました。
内容はそれほど難しい話ではないのですが、中学英語を基礎にして自分の好きなこと、したいことを英語で一生懸命話します。この前向きな姿勢は、とても大切ではないでしょうか。
「限界」を決めるのはいつも自分。
私達は、ある年齢になってくると、「自分はこんなもんだ」と勝手に自分の限界を設定して、「もうダメだ・・・」と諦めていきます。
でも、それはもしかしたら自分の勘違いで、気持ち次第で「できない・・・」と思えることさえも「できるようになる」のかもしれません。
英語も同じです。一般的に英語は学ぶのが早ければ早いほどよくて、「ある年齢になったらなかなか身につきません」的なことが言われますが、多分そんなことは関係ないのかもしれません。
確かに、英語を始めるのが遅ければ、ネイティブのような流暢な発音を身につけるのは難しいかもしれません。
でも、英単語を覚えて英語の文法を覚えてコツコツ努力を続ければ、発音が流暢でなくても、ネイティブに通じる英語は話すことができます。
“I could make myself understood in English.”(英語が通じた)は可能です。そしてそれは、何歳になったとしても自分の意欲と努力で身につけることができる。本当に大切なのはその点ではないでしょうか。
何を始めるにしても、「遅すぎる」ことはない
何歳になっても新しいことを学ぼうとする。そして「もっと知りたい」「新しいことを学びたい」という好奇心を失わない。
「学びたい気持ちがあれば、英語だけでなく、人生もきっと素晴らしいものになるんだろうなぁ」
70歳のシニアの方と話していてそんなことを考えていましたが、どんなときも私たちは、新しいことを学ぶことができます。
自分のペースで少しづつ進んで、そして新しい何かを学んでいく。「学びたい」と思ったことを今すぐ始めてみる。「できる」「できない」を考える前に、まずやってみる。
それこそが人生で本当に大切なことなのかもしれません。なぜなら人生はやったかやらなかったか。結局はすべては行動。今日の行動によって未来が決まるからです。
まとめ
人生何事も「遅すぎる」ということはありません。
英語だって、今すぐやる気を持って始めさえすれば、思わぬ収穫があるかもしれません。それに実際、英語を遅く始めて身につけている人だって、現実にはたくさんいます。
ということで思い立ったが吉日。あなたが「英語が話せるようになりたい!」と思ったとき。「まず始めてみる」というカジュアルな姿勢で、英語の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。
It’s never too late to start. 始めるのに遅すぎるなんてことはないのですから。