英語を学ぶ社会人が途中で挫折しないための3つのポイント

明日に希望を持つビジネスウーマン

「社会人として毎日頑張っている。会社の方針で絶対に英語が必要になった」

「今すぐ英語が必要というわけではないが、昨今の社会情勢を鑑みた結果、私の人生、キャリアにおいて、今後英語力を必要とする可能性が高い」

そんなときに悩んでしまうのが、「どうやって英語を学ぶのか?」という方法論です。

社会人になれば学生時代とは違い、自由に使える時間が限られています。朝起きて出勤して仕事が終われば一日の残りの時間はわずか。その限られた時間をいかに効果的、効率的に使えるかが大切になってきます。

そこでこのページでは、そんな忙しい社会人の方向け、英語を効率的に身につけるために意識したい5つの習慣をご紹介しています。

どれも今すぐ始めることができますが、これを意識することで、あなたが英語を勉強する姿勢そのものに変化が出る可能性があります。

特に英語の勉強をする必要性を実感しているものの、どうにも行動につながっていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

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「英語を勉強する意味」に納得する

仕事があるのに更に英語を勉強する。それならFor what?

すなわち、何のために英語を勉強してどんな結果を得て、それで現実でどのようなメリットがあるのかを、ハッキリと認識することです。

それはポジティブなものだけでなく、ネガティブなものでも構いません。例えば、「仕事中に英語を話せるようにならなければ社内での立場が・・・」といった、ネガティブな理由でもOKです。

大切なのは、仕事で忙しいのに、なぜわざわざ英語を勉強する必要があるのか?自分で自分が納得できる理由を意識することが大切なのです。

そうでない限り、日々の忙しさに流されて、英語を勉強する意欲そのものが、失われてしまいます。

いっそ中途半端に英語を勉強するくらいなら、その時間を体力回復やストレス解消の時間に使ったり、別のスキルを身につける方が長い目で見れば良いかもしれません。

だからこそ「なぜ英語なのか?」というの理由と目的を、あなた自身で明確にすることをおすすめします。そして、英語ができるようになることでどんなメリットを実感できるのか?「具体的」に考えてみましょう。

できれば手帳か何か、あなたが常に持ち運んでいるものに、そのメリットを書き出して、忘れないよう定期的に見直してみましょう。

「やる気」をあてにしない!

何のために英語を勉強するのか?

その意味と効果をイメージしたら実際に行動あるのみ。英語の勉強を始めていくわけですが、ここでまず勘違いしてはいけないことがあります。それがモチベーションです。

英語を習慣化する上で大切なのは、あなたの「やる気」をあてにしないことです。つまり、英語を勉強するにもモチベーションは必要ありません。最低限やることをやることによって、英語の勉強そのものを習慣化すればいいのです。

それは、朝あなたが歯を磨くことと同じです。毎日、最低限「これだけはやろう!」と決めたことをやり続けること。それによって、英語の勉強が習慣化します。そこにやる気も何も関係ありません。

やる気がなくてもいいのです。大切なのは英語を勉強するという、習慣を作っていくことです。

とはいえ仕事で忙しい社会人の方にとって、朝4時か5時に起きて英語を勉強したり、退社後の夜10時以降に英語を勉強するのは非現実的です。

仕事で疲れているのに、帰宅後部屋で英語を2時間3時間勉強することは超人的な気合と根性が必要です。誰でもできることではありません。

ではどうするか?ポイントは「スキマ時間」です。

英語はスキマ時間で習慣化する

英会話を効果的に身につけていくためには、毎日英語を勉強して、続けることが必要不可欠。そこで、まず真っ先に見直したいのが、通勤や帰宅時のスキマ時間の使い方。

特に朝の通勤時間はムダにできない貴重な時間です。電車や車での通勤の時間をぼーっとして過ごすか、英語を聞く時間に使うか、そこが大きな差となってきます。

私が20代の頃、勤務先が遠くて毎日2時間かけて通勤していた頃の話です。職場が遠いので毎日クタクタ、家で全く英語を勉強する時間が取れませんでした。

そこで、「家では勉強しない」と決め、通勤時間を英語の勉強をする時間にすることにしました。

電車で座れるときはカバンから英会話教材のテキストを取り出し、英文を読んだり単語を暗記。座れないときは、携帯CDプレイヤーで英会話教材をリスニングしていました。

通勤時の電車の中、毎日英文を読んだり、英語を聞いたりしているとそれは「塵も積もれば山となる」でジワジワ効果が。毎日英語を続けることの大切さを実感しました。

毎日の通勤の時間は本当に馬鹿にできません。通勤はほぼ毎日のことなので、その時間をぼーっと過ごすか、英会話学習の時間に使うか、時間が経てば経つほど差がハッキリ出てきます。

家でじっくり英語を勉強できないなら、細切れの時間でもいいのです。

「朝と帰りの電車では英語を勉強する!」と決めて習慣化。一週間一ヶ月、通勤時間に英会話教材で勉強していると、きっとビフォア&アフターの明らかな違いを感じることができるでしょう。

関連記事:英会話は最終的に続けたもの勝ち。「継続は力なり」を信じる。

朝は英語を「ながら」で聞き流す

英語を習慣化する上で大切なのは、無理なくできる小さな行動を「繰り返す」ことです。

あなたが、朝起きて普段はTVをつけているなら、TVをつけるかわりに、

1.英会話教材のCDをかけ流しておく

2.YouTubeの英語動画を再生する

など、「英語を聞き流す」という習慣を身につけることができます。特にそれは、朝起きたあとや、夜寝る前など、何かをしているときに「ながら」で取り組むと無理がありません。

例えばあなたが朝起きたらすぐに、1か2の行動を起こします。そして、朝食を食べているとき。歯を磨いているとき。「英語をしっかり聴く!」という意識を持つ必要はありません。ただ英語を、聞き流せばいいのです。

そこであなたがすることは、効果の即効性を期待せず、ただ朝起きたら英会話教材のCD、もしくはYouTube動画を再生するという、シンプルな行動を起こすだけです。この習慣は特に、英語が苦手な方にとって大切なアクションになるでしょう。

オンラインで英語を始める

普段のスキマ時間を大切にし、英語を勉強する習慣を持つこと。

これによって「塵も積もれば山となる」効果あり。英語を勉強するために、机にかじりつく必要などないことを実感することができます。

英語の勉強を習慣にすることに成功したら、更に英語力を高めるための機会を作ることが大切です。そこで注目したいのがオンラインの英語習得サービスの活用です。

仕事が忙しい社会人にとって、1分でも2分でも、時間の節約は英語を効果的に身につけるための超重要な時間です。

そこで、普段の生活のなかで、いかに英語に触れる時間を作って習慣化できるかどうかが、1年後のあなたの未来を決定します。

この意味で、「週に1度は英会話スクールに通う」というルーティンを作ることも効果があるのですが、今後「新しい生活スタイル」が必要とされている今、あえてソーシャルな距離を縮める環境で英語に取り組む必要はないかもしれません。

それに、あなたが仕事帰りに英会話スクールに通う場合は、必ず6時か7時には退社できる見込みがないと予定が狂ってしまいます。万が一スケジュールが狂ってしまった場合は、レッスンの振替等の手続きが必要となるので、続かなくなってしまう可能性があります。

オンラインならスクールに通う時間を節約できるだけでなく、ソーシャルディスタンスも大いに確保できた上に、都合の良い時間に英語を学ぶことができます。

仕事が忙しい社会人にとって、時間の節約は最優先課題。比較的スケジュール管理が自由になるので、実際にスクールに通って英語を学ぶよりも柔軟に、スケジュールを管理することができます。

英語を話すだけのオンライン英会話なら早朝でも利用できるので、「出社前に英語を勉強する」というようなスケジュールも可能です。英語を習慣化しやすいので、オンラインは非常に便利かつ、効果が期待できます。

関連記事:オンライン英語習得サービスを利用するそもそものメリット

まとめ

以上が英語を習慣化するための考え方&おすすめステップです。

大切なのは行動なのですか、ではどうすれば自然に行動できるのか?その第一ステップが英語を勉強する理由について、あなた自身がスッキリと納得することです。

そのために、あなたが英語を勉強することで生じるメリットデメリットをあなた自身がハッキリと認識することが大切です。

その上で、やる気は関係なし。英語を勉強するという行動そのものを起こし、習慣化していくプロセスに入ります。

そこでスキマ時間を徹底活用。通勤の電車内。昼休憩のほんの10分。英語を勉強するという習慣を作ることで、英語を日常のルーティンに変えていきます。

英語のルーティン化に成功すれば、英語を勉強することに心理的な抵抗感がなくなっていくので、効果が期待できるサービスを効率的に利用することができます。

つまりは最初から無理をせず、ステップ・バイ・ステップ。徐々に結果を出していきましょう、という話になります。

大切なのは今すぐ結果を求めないこと。やる気がなくても問題ありません。必要な手順を踏めば、無理なく自然に、英語を続けることができます。

最後に

これからの時代に大切なのはスキルという「無形」の資産です。

アフターコロナという時代を生き抜くために常に役に立つのは、「いつでも」「どこでも」持ち運ぶことができる、あなた自身が身につけてきたスキルです。

英語は、一度身につければその後の人生で一生に役に立つ、無形資産になります。万が一、今の仕事を続けることができなくなったとしても、その後のキャリアを選択していく上で、そのチョイスは格段に広がることは確かです。

もちろん、「英語だけできる人」になっても仕方ありませんが、「英語ができない人」よりも、「英語ができる人」の方がチャンスをつかみやすいことは、認識しておく必要があります。

この意味で、社会人のあなたが「英語を勉強しよう!」と思っていることは、これからのあなたの人生において大きな意味を持つ可能性があります。

「やってみよう!」と思ったときが物事を始める最善のタイミングです。英語の勉強をする必要性を実感しているものの行動につながっていない社会人の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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