英会話の上達が早い人は「あこがれの人」がいる話

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憧れの上司を見つめる部下

私が大学生のときの事です。あるネイティブ教授(イギリス出身)のクラスで、1年間英語の歴史について勉強していました。

授業はいわゆるオールイングリッシュ。コミュニケーションも板書もテキストも試験も全て英語で、日本にいながら外国に留学しているようなスタイルのクラスです。

当時の私は、自分の英語力に全く自信がなくて、英会話力はほとんどありませんでした。

なので「頼む、先生から当てられないように!当てられないように!」と背中をかがめて、息を潜めて授業を受けていました。

それでも時々、無慈悲にも「What do you think?」と教授から質問が。

当てられるたび、間違ったことを話さないようにという恐怖心や、「何を話したらいいんだ~!」というような不安で、とても恥ずかしい思いをしたことを、今でもリアルに覚えています。

「この人はすごい!」という人を間近に見て

このクラスの中で、毎回、教授と堂々とディスカッションをするクラスメート(Aさんとしておきます)がいました。

英語もペラペラで、発音も「なぜそんなに流暢なの?ネイティブじゃないの?」と思うくらい上手く、その人が教授の質問に英語でペラペラ話すたびに驚愕。

「自分もこんな感じで、ネイティブとペラペラ英会話できたらかっこいいだろうなぁ~」と、授業中いつも考えていました。とはいえ、現実的な進歩はありませんでした。

結局、「英語がペラペラになる空想」を持ちつつ、前期のセメスターが終わりました。自分の会話力、ディスカッション力はほぼゼロに近いままでした。

そのまま夏休みが過ぎ、後期のセメスターが始まりました。すると、またいつもの英会話恐怖症が頭をよぎってきました。「さすがにこのままではいけない!」と一念発起し、

せめて英語で自分の考えを堂々と発表できるようにしよう!と自分なりに決意しました。

すごい人から学ぶことが上達の近道に

「少しでも英語を話せるようになりたい!授業で教授の質問にビビらずに答えられるようになりたい!」

そこで、参考にさせてもらったのが、前述のAさんです。発音や英会話のスキルはすぐに身につくものではないので、すぐに真似できることを真似しようと思いました。

例えば、声の大きさ、話し方(態度)、スピードなどの雰囲気です。

教授に指名されたときは、とにかくこれらのことを意識的に実行してみました。英語が上手いAさんの雰囲気を頭にイメージしつつ「ペラペラの自分」を意識していきました。

しばらくすると、多少発音や話す内容がアレでも、「英語ができそうな雰囲気を作れば、会話がスムーズにいく」ということに気がつきました。

教授からも、Improved!(よくなった!)とホメてもらい、少しずつですが、英会話に対する自信が身についてきました。私が話す内容は、お世辞にもホメられるレベルではありませんが、それでも、英会話力はスムーズに改善されていきました

1年続けていくと、ある程度自分の考えを英語で話すことができるようになっていきました。ネイティブとの上手な接し方に気がついたのもこの頃です。

この英語史のクラスをクリアした後、故郷の中学校で教育実習を経験させていただきました。

そこで、アメリカ人の講師の先生(アシスタントイングリッシュティーチャー、いわゆるAT)と、とても仲良くコミュニケーションができました。

このとき、「本当に英会話って楽しいんだ!」と心から実感。「こうなりたい!」と思ったことを実現することによって、大きな達成感が得られることを知りました。

身近に「こうなりたい」というモデルを探してみる

こうした自分の体験を振り返ってみると、

・周りに英語ペラペラの人がいる

・「この人のようになりたい!」という具体的なイメージを持てる(=身近に参考になる具体的モデルがいる)

これらのことが、自分の英語人生によい影響を与えてくれたのではないかと感じています。

実際、「英語が上達する」というのは、どのような状態ですか?でご紹介していますが、「上達した自分のイメージ」が具体的であればあるほど、成長のスピードが早まります。

明確なイメージがあると、少々のトラブルやストレス、スランプにめげませんし、

・何のために勉強しているのか?

・このスキルが欲しい!

などの勉強の軸がしっかりしています。

今なぜ、英会話の学習をしているのか、続ける意味があるのかがハッキリイメージできれば、頑張る力が湧いてきます

私の場合、Aさんのような「すごいなぁ。あの人のように英会話ができるようになりたい!」という具体的な憧れが持てたので、

・どう英語を話せばいいか?

・ネイティブとの会話はどうすればいいか?

などの姿を具体的にイメージできました。これが、自分の英語を頑張るときの参考になって、とてもよかったと感じています。

英語は独学でもできる。けれども

「英語を勉強する=一人で単語や文法を学ぶ」というイメージがありますが、上達の方法はいろいろあると思います。

例えば、私がAさんを真似て、英会話ができる自分のイメージを作ったように、英語ができる芸能人、あこがれの人をイメージして学習するとよいと思います。

海外のアーティストや、俳優、スターの話し方を真似してみる方法もおすすめです。

お気に入りの映画を活用して、キャラクターの一人を選び、その人になりきり、英語を覚えていく方法です。何度も口ずさんでいると、自然に口から言葉がでるようになります。

理想的なのは、身近に憧れる人を持つことです。

「この人のように英会話ペラペラになりたい!」

「この人のように英語でディスカッションをしたい!」

という、具体的なイメージが持てる存在です。

その人は同じ会社(学校の人)かもしれませんし、英会話スクールのグループレッスンで出会った学習仲間かもしれません。

そのようなカッコいい達人を持つことで、出来る人の雰囲気、話し方、アクセントなどを真似することができます。

記憶やイメージにも残りやすいので、独学するときに、参考にしやすいと思います。「この人のようになりたい!」という存在は、あなたの英語上達に、きっとプラスになるでしょう。

まとめ

ここまでのまとめです。

「この人のように英語がペラペラ話せるようになりたい!」

もしあなたの身近に、そのような人がいたら、その人はまさにあなたが英語を話せるようになるための力をくれる人です。

英語の発音。イントネーション。よく使うフレーズ。真似していくと、グンと英語力が伸びるかもしれません。

真似ぶは学ぶ。憧れがある人は、英語もグングン上達します。

独学で頑張ることもできますが、ぜひ身近に、「私はあの人のように、英語がペラペラ話せるようになりたい!」という人を見つける効果は大です。

最後に

以上、英語習得で憧れの人を持つ効果についてご紹介しました。

身近で英語をペラペラ話す人を見て、そのイメージを具体的に持つことができたこと。これは、私の英語力アップするきっかけとして、今思えばとても大きな影響力があったことを実感します。

英語を話せるようになる。では「英語が話せる自分」とはどんな自分なのか?そのイメージが明確であればあるほど、やる気がアップしますし、英語を勉強するさいも、自分に必要な課題に気づきやすくなります。

あなたが独学で英語を勉強し、どうにもモチベーションが上がらない場合や、「壁」を感じている場合。プロに習ったり、地元の英語クラブ(無料の集まり)などに参加し、目標を見つけてみてはいかがでしょうか。

憧れの人を見つけることがブレイクスルーにつながるきっかけになるかも?ぜひ参考にしてみてください。

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