英語力はこうやってグングン伸びる!「学習曲線」とは?

イノベーションはこうして起こる!

これを知っておくとスランプのときも頑張れる!

学習曲線とは学習量と上達具合の関係を示す曲線のことです。この曲線を知れば、「努力がすぐに結果にならない」理由が分かるかも。

学習において、人間の成長は足し算式のスピードで成長していくのではありません。

1.頑張っても伸びにくい、しかし上達のために大切な時期(準備期)

2.ガンガン伸びていく時期(発展期)

3.伸びが頭打ちになり悩む時期(高原期)

というように、いろんな時期を経験しながら曲線的に成長していきます。

つまり、英語の勉強を始めたからといって、勉強すればするほど、右肩上がりに上達していくわけではありません。それを分かりやすく理解できるのが、学習曲線です。

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英会話の上達と学習曲線の関係

「英会話を頑張ろう!」

と思い勉強をスタートしたとき、英語は勉強すればするほど、頑張れば頑張っただけ、すぐに結果として出てくることを期待してしまいます。

しかし、実際に、やればすぐ勉強したことが結果になることはマレで、頑張っても上手くいかない、勉強していて意味がないように感じる時期があります(準備期)。

それでも、英語を続けていると、あるとき「グーン!」と飛び抜けるときが訪れます(発展期)。

この時期は、今まで勉強してきたことが血肉となっていく時期であり、普段の勉強の大切さを実感できるときです。

ここを過ぎると、ある一定のレベルにまで到達しますが、またコツコツ、じっくり勉強が必要なステージに到達します(高原期と呼ばれる頭打ちの時期)。

このように、英会話は、様々な成長のステージを経験しつつ、曲線的に上達していきます。

イメージとしてはこのような感じです。

学習曲線のイメージ

学習曲線における3つのステージ

準備期

基礎力確保のために大切な時期。この時期は1つ1つの知識の習得に時間がかかり、なかなか伸びません。

発展期

準備期で身につけてきたこと足がかりに、力がメキメキついてくる時期。勉強も効率よく進みます。

高原期

発展期の成長が一段落し、伸びが頭打ちになる時期。この時期は、停滞感を感じてしまう危険な時期ですが、ここを乗り切ると、また次の新しいレベルに進むことができます

英会話学習に失敗する原因

「英会話を覚えたい!」と思ったとき、大切なのは、この学習曲線の知識を押さえておくことです。

学習曲線のことを知っているかいなかで、結果がでないとき、勉強しても「伸びない時期」を、焦らずにやり過ごすことができます。

普通、勉強していても思うように伸びないときは、勉強に意味がないように思い、やる気を失くしてしまうものです。

しかし、学習曲線の知識を知り、英会話学習には伸びる時期と伸びない時期があるということを知っておけば、「もうダメだ・・・」と挫折してしまうリスクを抑えることができます

英語を話せるようになるためには、勉強と練習、マラソンのように、粘り強く英語に取り組み必要があります。

山あり谷あり、長い英会話学習レースを走りぬくため、英語は焦らず、コツコツとやるべきことを続けていきたいものです。

まとめ

英語の勉強を始めたら、どのようなプロセスを経て英語が上達するのか。それを知ることで、途中で挫折してしまうリスクを小さく抑えることができます。

大切なのは、単純に勉強量に比例して結果が出るわけではないことを意識すること。

勉強して伸びる時期、伸びない時期がありますので、モチベーションが下がりそうなときは学習曲線を意識。あきらめずに英語の勉強を継続していくことが大切です。

最後に

英語は続ければなんとかなる。

当サイトが繰り返し継続の大切さを主張している根拠の一つが、この記事でご紹介した学習曲線です。

英語を勉強して、その努力が実を結ぶ時期と、なかなか努力の意味を実感できない意味があることは、途中で挫折しないための重要な知識になります。

「ローマは一日にして成らず」かもしれませんが、行動はやがて実を結びます。英語を頑張るときはぜひ、学習曲線のことを覚えておいてください。

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