Nice shoes.
いい靴ですね。
なぜ「足元」を見るのか?
世の中にはいろいろ、ためになる格言がある。
そのなかでも特に注目したいのが、「履いている靴を見れば、その人が分かる」という格言である。これはまさに真実を突いている。
靴とはいわば、隠れた気遣いである。自分を支えてくれている靴を丁寧に扱う。傷や汚れがないように、丁寧にメンテナンスしている。
だから履いている靴はいつもきれいでピカピカ。清潔感が漂っている。あなたはその人に、どんなイメージを持つだろうか?早い話、そういうことである。
そう、端的に言って、足元にまで細かい気遣いができる人というのは、人生全般において、細かい気遣いができる。
逆に、細かいところは無頓着で無神経。ほんの小さな気遣いすら惜しむ人のなかに、どれほど素晴らしい人がいるだろうか?
目に見えて目立つところだけなら、誰でも簡単にカバーすることができる。しかし細部までウソをつくことは容易ではない。
だからこそ、靴なのだ。靴を見ればその人が分かる。もしあなたに気になる人がいるならば、ぜひ足元に注目することをおすすめしたい。
ポイントは靴の価格が高いかどうかではない。有名なブランド靴を履いているかどうかではない。
きちんと手入れされているか?丁寧に扱われているか?その2点に着目して気になるあの人を見てみれば、表面だけでは分からない、いろいろな発見があるだろう。
元ネタ
昔から語られる人生で役立つ知恵より。
「足元を見る」という先人たちの教えがある通り、足元にはその人のパーソナリティが表れるという見方は、物事を多角的に見るための情報として、非常に有益です。
ちなみに「ある人の将来を見極めたいと思うなら、服やバック、時計の高価さに着目するのではなく、靴を見なさい」と述べているモチベーターもいます。