Show me what you’ve got.
あんたが持ってるものを見せてみな。
大切なのは「素」のあなた
学歴に高級時計、ブランド服、高級靴。
自分を飾り立て、本当の自分よりもずっとずっと偉く、魅力的に見せる方法はいろいろある。でも、見ている人はきちんと見ている。
「この人はどんな人間なんだ?」
「本質はどんな人間なんだ?」
ということを。
本当の自分とは、飾りつけたものではない。学歴でも収入でも、努力して手に入れたものでもない。それは、その人が生まれつき、もとから持っているもの、そのものにある。
この意味で、本当の自分とは、まさに無の自分。素の自分そのものなのだ。そして、本当に価値があるものは、まさにそこにある。
そこに気づいたとき初めて、これ以上、自分を飾り立てて、偉く、素晴らしく、魅力的に見せる必要など、何一つないことに気がつく。
そう、自分は自分でそれでいい。結局は、そういうことなのだ。
備考
Show me who you really are.とか、Show me~はコミュニケーションでいろいろ使える英語です。
元ネタ
映画『アバウト・ア・ボーイ』の主人公マーカスが口ずさむミスティカルのラップフレーズより。
お金と自由はあるけれど今ひとつ自分に自信が持てない中年男のウィルが、人生最悪の少年と出会い人生で本当に大切なことに気づくホットストーリー。
人は孤島にあらず。誰かとどこかでつながっている。そのことに気づく最高の映画です。